大内宿・鴫山城・久山城


何で登城傍観なんて書こうと思ったかというと
1にも2にも自分の記憶呼び起こしを助ける為
でも、大内宿は記録しないでも絶対大丈夫!
馬籠や妻籠奈良井宿木曽路の宿を除いてですが
これだけカワイイ宿はそうそう無いかもしれません。
規模は小さいながらその清清しさは特筆物です。
一軒一軒見て回ってもそう時間はかかりませんが
それでも各家のこだわりと個性は感じられます。
この日朝一番で着いたのが私たちということで
誰もいない、店の主たちもまだ店にでていない道筋を
ユックリ突き当たりの子安観音まで辿りました。
全てのお店で何か買って、何か食べてあげたい!
特に名物1本ねぎ蕎麦?


その後の鴫山城はなかなか立派な遺構がありました。
追手門の石垣は立派だし、その脇に広がる千畳敷きは
緑の芝生に覆われて実に長閑に秋の日に輝いていました。
この城は記憶に絶対残ると言えるのは
ここでカモシカのお尻を見ちゃったからです。
旦那が「アッ!」と言った時に後ろを歩いていた私に見えたのは
ぱっと跳ねて藪に飛び込む灰色の馬のお尻でした。
カモシカだ!」という声で「カモシカだったんだ!」
そして道筋でこの白い物を最初に見つけた時は
てっきり苔か何かの白い花か?と思ったのでしたが
歩く先々にあって良く見ると茸のようでした、ヒョット?白木耳?
それに今年最初のリンドウを見つけましたし。



久山城はタクジローがかなりの高点を付けました
ちょっと大盤振る舞いという気もしないではないが
歩いて楽しめる素晴らしい登城道があることは評価できる
トルコ会の方たちとの約束の時間が気になって
気が気でないのに、この城は見事に見でがある!
全く城に興味ない人でも本当にユックリ楽しめるだろう。
搦め手から青柳7曲坂と書かれている道を登っていったが
7つあったか確かめなかったが、九十九折の道は確かに
登城道として10本の指に入れてもいいかもしれない。
過去を偲び易いとでも言うかそのままタイムスリップしたかのような
昔ながらという感じの古雅なのぼりなのだった。
今まで沢山の空堀、丁寧に修復された空堀をも見てきたが
ここの幾つもの大きな空堀の美しいこと!風情のあること!
久川なんてつまらない名前はよして、せめて
伊南城とか滝蔵城とかなんかなぁ・・・ふさわしい名前を・・・
青柳七曲坂の青柳はどこから?地名なら青柳城でもいいのに・・・って。
この秋の城のピカ1かも!