記憶力減退


余りにあらゆるイベントに
旦那が城廻りをくっ付けるものだから・・・
8月いっぱい「行かないですんで助かった!」と思っていた城廻り
9月が終わってハタと気が付けば何十もの城を回っていました。
「登城傍観記」がちっとも城行きに追いつかない!
次々に城へ行けば行くほど頭の中で
記憶はゴッチャに混ざり合って、
あの石仏があったのはどこだっけ?
あの彼岸花が綺麗に咲き誇っていたのはどこだっけ?
あの栗のイガで埋め尽くされていた竪堀はどこだっけ?
状態です!


好きこそ物の上手なれ?
「タクジロー君どうしてその城と
 そっくりだったこっちの城と区別が付くのかわかんないよー」
「全然違うのにどこがそっくりだ?」
「石垣がちょっぴり顔を出していて
 同じ規模の土塁がチョコット取り囲んでいて
 竹で埋まった堀が走っていて・・・オンナジジャン?」


「登城傍観」に入れるのに携帯で時々写真撮っているのに
帰って写真をマイピクチャーに送った頃には
もうこれがどこだったか判定不能
そんな写真を持て余しているところです


おーい、君はどこの山だぁ・・・?君はどこの田だぁ・・・?


だからといって好きなことなら直ぐ名前が出てくるかというと・・・
これが私の場合出てこないんだなぁ・・・
先日「今月半ばにニュージーランドへ行くの」と知人
「トレッキング?」
「ううん、一つの町を2・3日ブラブラしてくるだけ」
オークランド?」
「そう、知ってるの?」
「十五少年が出発したところだ!」なんて言っていたのに
その次の日になると「彼女の行く町・・・なんだっけ?」ハテ????
 

「いつも祭に来る友人が来ないので
 心配になって彼のところへ出かけたら
 余命いくばくも無い病の床だった、最後のお別れが出来た」
というような投書が先日新聞に載っていたけど
それで数年前父の親友が
「もう上京する気力がなくなったので最後のお別れに」と、
「二人でホテルに泊まって語り明かした」と、父が言っていた。
そしてその通りになった。


全然関係ないのだけれど、そのとき、ふと
「整理できる時に整理はしておかないといけないな!」
と、思った事を思い出した。
「登城傍観」早く整理しないとコッチも藪の中になっちまう
というよりPC何とかしてくれないと・・・
空くのを待っているうちに結局は忘れちゃうんだよ・・・
城址の藪よりコッチの頭の藪が怖いんだよー!
「整理しなくちゃ」と思ったことも忘れるんだよー!