長沼城・須賀川城・守山城・神指城・猪苗代城・向羽黒山城


タクジロー殿が毎日PCに顔を突っ込んでいるのは
もう数日後に迫った北海道の予習をしているかららしいです?
北海道のチャシを幾つぐらい回るのか?
国土交通省のお大臣に教えてやって欲しいものです!
で、うかうかしていられません。
記憶が遠ぉ〜くなりすぎる前に・・・あ・焦る!


トルコ会の前日に福島県の城8城回りました、多分。
記憶に残ったのがそのうちの・・・指折り数え・・・6城!
凄いじゃん!と思うでしょうが?
城の佇まいとか城址の見事さで覚えているのではないところが・・・
神指城にいたっては城跡なんて無いも同然
ただただ土塁に残った巨木が凄すぎた!ってことです。
ケヤキのこんな大木、まず他で見られるとは思えません。
ここまで見事だと・・・これはもう神様としか・・・
神が指し示されるとすればまさにこの木↓

同じ意味で須賀川城も城を思わす物は何も無い!と言える
だけど寺の荒れた一隅にこんなものを見つけちゃったのよね↑
多分そのうちに地蔵塚?でも築くつもりだろうと・・・?
それにしてもなんか無慈悲!気の毒!


長沼城は牛臥城という別名はあるし
崩れた石垣はあるし本丸には小鳥居を7つも重ねた稲荷はあるし
お迎えしてくれたのは赤い帽子のお地蔵様だし
何よりこの登城道には紫陽花が多くてしかもまだ
多くの紫陽花には鮮やかな色香が残っている。
北海道の紫陽花のようにこのままドライフラワーになって
雪の下、年を越すのだろうか?と気になった。
見下ろすと田が実に見事に黄金に実っている、豊作!
カビや農薬に汚染された米を食わす国だなんて信じられない!



守山城は殆ど城山八幡のある本丸の印象
探しあぐねて道端に座り込んでいたおばあちゃまに訪ねると
「八幡様ねぇ・・・ここは八幡がいっぱいあるから・・・城山?
 直ぐその裏に守山ならあるけんど・・・」
それジャン?(守山八幡)
八幡様の狛犬が石像なのにまるで緑青を帯びたような色合い
青カビならぬ青苔に覆われて、しかも吽様は鬼じゃなくて?
子を転がしている?みたいなの、子狛チャンとしか見えない。
妙にいい感じの上に境内にはこんな可愛い大黒様夫婦?
15×20位の石箱の中にいらっしゃるのよ


結局城として心に残る可能性のあるのは残りの2城
かってこんもり雪に覆われて、ただの小さな岡のようだった
猪苗代城は小城ながら本当にちゃんと城址だった!
石畳の階段状の風雅な登城道を登りきると
コスモスの向うに磐梯山が見えた!
しかもこの城はどこを歩いても古城の趣がある
亀ヶ城という別名も有るし、こういう城ならいつでも?歓迎・・・


そして向羽黒山城!
本丸はそう広いとはいえないし藪に覆われていた
「私の足で70歩だ」と言ったら「35メートルか」と即答
私の一歩は50センチかぁ?
しかも妙に広いらしいその城址全容は既に夕方でもあり
全部見尽くすことは出来なかったが
登城道は九十九折の苔や草に覆われた石段で
なんともいえない柔らかな風情があって歩くのが楽しかった。
城址を整備する時に石段にするところも多いが
時々なんで?と思うほど上りにくいものもある。


ま、そんなこんなで?
何とか記憶していようと努力を払ってはいるのだ!