水曜日


昨日は笑えた!
いや、笑えない!かな?


友人と映画に行こうということになって、
彼女から都合がいいと知らせてきた日は水曜日
でも、その映画館はレディスデーが無い。
「あそこはレディスデーはないから、無理に水曜じゃなくても・・・」
「シルバーも無いの?」
「あ、まだ若いからシルバーは頭に無かった。有るかもね?」
「ありがとう、私の若造り成功しているのね。」
「?」


と、まぁ、こんなで、出かけた。
映画館は見事なほど中年の女性で埋まっていて、
チケット買う行列はまるでレディスデー
千円を持った御婦人たちの行列
レディスデーが無いとほんとぼったくられる気がする・・・
と、思いながら列に並んだ私は5千円
私の後ろにくっついた彼女は当然!千円のくち。
私の5千円と同時に彼女も窓口に千円突っ込んだ。
そしたら当然?のようにシルバーのチケットと4千円のおつりが・・・
口を開きかけた私の横っ腹を彼女がガシッと小突いた。
私は口を閉じて黙ってそれを受け取った。


「あなたもシルバーで無理が無かったのね。
向こうがそう見たんだからそのままでいいのよ。」
と言う彼女の顔は思いっきり笑っていた。
笑える?
得はしたけど?
「何か年齢の分かるものをって聞く時と聞かない時があるのよ。」
「うん、たまに父と映画に行くでしょ。
その父にそう聞く人が居るのよね。
そうすると父は80過ぎの爺さんには見えないのか・・・
って窓口のお姉さんに嬉しそうに言うのよ。
あれは笑えるけれどね・・・」
「見得より実よ!」


そんなわけで?じゃ無いけれど!その窓口で
もう一枚チケットを買って隣の部屋の映画も・・・はしごしちゃいました。
当然今度は黙って(ごめんなさいね)窓口に千円出しました。
「有効に使えた楽しい一日だったわね。
お得で・・・充実したわね。またこんな日が有ってもいいわね。」
「おかげさまで有益でした!」


別かれる時も
3歳年上の彼女はオホホホ、オホホホと笑っていました!