深川散歩


来月にはいよいよ2年ぶりの自主公演
年も明けたし、練習日はあと・・・4回?
まだ衣装も決まっていないし・・・
チケットやパンフも印刷しなければならない・・・
追われる気持ちになる前に?
今回取り上げた作品の舞台を見ておこうと
深川散歩から今年のサークルは始まりました

9時半に清澄白河駅に集合
その前に・・・舞台衣装のない人には・・・と、
着物をたっぷり?持っていらっしゃる奥さんから
声がかかり、持ち合わせの着物を見せていただくことに
お宅に伺うと沢山の着物が用意されていました
なんだか、規模は違えど、細雪の世界を思い出しました。
娘達が出かける前にこの着物にあの帯・・・と、
衣装を沢山出して・・・ああ着物道楽の豊かな世界ですよ
彼女にはこの着物とこの帯、彼女にはこの着物・・・と、
私にも見繕ってくれましたが・・・
うまくいかないもので、今一好きではありません
さて、どうしたものかと思案投げ首
練習よりこっちが頭の痛いところ
着物と帯は簡単には手に入れられませんもんね
日本の民族衣装は・・・手の届かないものになりつつありますよ

さて、深川佐賀町、万年橋、上の橋、小名木川海辺大工町
舞台を歩き回ってみたところで町の面影はありません
川風が冷たくて・・・江戸の冬の木枯しだけ実感!
この辺りには相撲部屋がいっぱいあって
しかも4・5階建てのビルになっているところが多く
ベランダではお相撲さんが洗濯物を干している
色がさめほつれた稽古回しがわかめのように
上からぶら下がっているのにはなんか笑えたけど・・・
大鵬部屋と教えられた部屋の隣には・・・
順調に行っていれば貴闘力さんの部屋になるはずの地所が
「残念なことに離婚で無くなったのよ」
「えぇ!離婚したの?」
「したわよ」
「子供も居たでしょ?」
「居たけどね」
えー!
で、南砂で天ぷらそばを食べて・・・お稽古開始!

途中でコックリコックリする人続出
あーあ、こいつは春から・・・
やはり新春!