三社祭り


「今生の名残りに、最後の、祭に行く!」と
父が上京して来ましたが・・・
東京へ帰ってきてから私も既に8年
父のその科白は5回は聞いているな!


宮入に照準を合わせて午後の2時に雷門で待ち合わせ
「浅草で昼飯食うか夕食食べようか・・・悩むところだ・・・」
と、ぼやいてなかなか決まりません
予定が立たないのが最近の父との行動の特徴?
確かに確実に意思決定は遅くなっています!
「祭りだし・・・あいてる店は一日中やってるでしょ、その時のお腹でね?」
・・・その結果
顔をあわせたときの父の最初の言葉は
「お腹がすいたな・・・今半でいいか?中清にするか?」
来月のトルコ会が既に今半と決まっていますが、
少々残念なことにしゃぶしゃぶ予約とか・・・
私はすき焼きの方が好きなのに・・・と、思っていたので・・・
すき焼き?グッド!!
美味しかった!
途中で慌てて写真を一枚・・・どうしても忘れるなぁ・・・

 


とりあえず観音様と三社様にお参りに行く途中
あちこちから聞こえてくるお囃子と担ぐ人の声にワクワク!
町神輿に出会ってまたニコニコ!
「家の町神輿見に行く?」
「いや宮神輿だけでいいだろう」
小学校の頃、祭の土曜日に・・・アレは大和久先生だったかなぁ・・・
「九九を間違えず全部言えた子から帰っていいぞ!」
いつもは手を挙げない私が一番に手を挙げて
一番に教室から飛び出して帰って子供神輿を担いだっけ!

   
 
 


途中木馬館の前を通りましたら、妙に賑やかでした
この前がこんなに混んでいるのを見たのは初めてでした。
こういう旅回りの?一座が今人気なんでしょうか?

 


宮神輿が雷門へ帰ってくる時間を確かめて待ちうけ
ところが「一時間は遅れるだろう」が
1時間半も遅れて・・・
その間立ちんぼしていた父は疲れ切りました!それでも
「これが人生最後の宮神輿だから絶対見て帰る!」


実際、帰りの足取りを見てたら・・・・・・