便乗?


「お父さん、何時帰ります?
 明日ですか?アサッテ?車で送っていきますよ」
「え、いいんですか?ご迷惑では?」
「構いませんよ」と、旦那は言いました。
「それはありがたいです、明日帰ります」珍しく父も。
以前にも一度旦那が「送っていきましょうか?」
と、言ってくれたことがあるのですが
「余り甘やかさないで下さい。
 自力で行き来できるかが私の元気のバロメーターで」
それっきりになっていたのですが、
流石に年の瀬、「疲れたんだなぁ・・・」と
ちょっと心配になった私ですが・・・


父は迷惑かけてすまないと気にしていましたが
「大丈夫、行きたい城があるのよきっと」
予定は2城かもっとらしかったのですが
狭い、本当に狭い鎌倉のこと
すっかり寺か住宅になっているだろうと鼻から想像できますが、
案の定、通り過ぎたところ、その道にあるはずの
城跡の標柱は見つかりませんでしたし
大体無かったから「Uターンしてもう一度探そう」
なんてことが簡単に出来る道でもありませんし・・・
大体車が通るだけでも迷惑だろう?って所ばかりです。
本当に守ることだけしか考えなかった幕府なんでしょうね?
鎌倉幕府って!
そんなわけで途中見つけたのは
比企氏館跡だけ


灯かりの付いた湾岸の道を走るのは好きだから
いつもこのドライブは楽しめるのだけれど、
東京に住んでいるとどこへ行くにも避けられない?
首都高というものが・・・キライ!
城廻の早朝、乗るたびに目が覚めてしまう
というより、神経が立ってしまう。
城廻の一番厭なところは本当のところこの首都高のせいかも?