旅の秋!


父から息せき切ったというか勢い付いたというか
慌しげな弾んだ声で電話がかかってきました。
隣の弟一家が紅葉の季節だから今月旅行に行きたいから
「お父さん姉さんの家に行く日を決めてよ、その日を外すからさ。」
と言ってきたというのです。
雨戸を開けたり・・・つまり家を長く留守にしていて
「泥棒さんに荒らされないために誰かは家にいなくちゃ」


我が家はしょっちゅう里帰りで一週間も雨戸を閉っ放し・・・
っていうことはしょっちゅうだったから今一ピンときませんが
無事何事も無くこれたのは
ヒョットすると凄い幸運だったのかもしれないなぁ・・・


「それでな、お父さんも姉さんと旅行すればいいのに・・・」って。
「そうか、体調もいいし、そうだ
 今年なら最後の旅行が出来るかもしれないって思ったんだ。
 今年を外したらもう来年は88歳、旅行なんか出来ないだろう?」
なんか、一昨年もその科白にほだされて旅行を付き合ったような・・・?
でもまぁ・・・そうかもしれない。
それにこんな弾んだ声を聞いちゃったらねェ・・・
「お前行ける日あるか?」
「旦那が月末友達と5日間旅行をするといっているからその間なら?」
「そうか!それは何日だ?」


というわけでほんとなら思いっきり骨休め!の予定が狂った
「どこへ行きたいの?1泊よね?」
「行くといったら、この季節、京都だろう?
 交通費使って1泊は無いだろう?2泊は・・・」
そうとなればうかうかしていられない
もう今から宿が取れるかってくらいのものでしょう?
大慌てでインターネットにかがみこんで何とかホテルだけは押えた。


「ホテル取れたから行きたい場所リストアップしておいてね」
本願寺のお母さんのお参りをしたら
 後は京都ならどこでもいいんだ・・・紅葉のいいところ歩こう」
はいはいまたお得意のセンチメンタル・ジャーニーね?


手配を終えたら旦那が酔ってご帰還
京都に決まったといったら
「馬鹿、この季節に京都だなんて馬鹿高いのに何考えてんだ」
と、のたまった。
おいおいそんなこと言えた立場か?
来週はどこのどなたの法事+旅行でしたっけ?


そしたら絶好のタイミングで?カードの支払い明細が届いた。
今月もまた「!フギャァ!」って数字
ここ数ヶ月凄い勢いで旅行三昧だもんねぇ・・・ETCだけでも・・・
思わず頭を抱えちゃった
無くなった時が考え時?でいいのかなぁ・・・