詩の朗読


先生がお好きだったせいか
殆どサークルの舞台は江戸庶民物ばかりでしたけれど
成果発表会は持ち時間15分なので
時々「詩」を読みました


中でも好評だったのは
「奈良少年刑務所詩集」と「金子みすゞ詩集」です
仲間に保護司さんがいらっしゃるせいか
その方面の依頼で「奈良」を読むことが何度かありました
でも私は詩はとても難しいと感じています
先生は「感情を入れて読むな」とよく言いました
好きな詩ほど心を込めてしまいますが…
先生は「違う」「ちがう」といってましたね
だからと言ってどう読めとは言わないので
皆手探りでした…がなぜか
どこかで読ませていただくと概ね好評でした


昨夜錦糸町に近い公民館でのリーダーの講演会で依頼があり
その講演の最後に「奈良詩集」を読むことになり
サークルから5人出かけ、それぞれが2作品づつ読むことに
私も好きな作品を選ばせて頂いて読んできました
それで今朝講演したリーダーから電話があって
「物凄く好評でした。
 さすがプロの方が読むと詩が迫ってきて
 凄い迫力も感じたし感動もしたし
 涙が出た…、聞き入った…良かった
主催の方々法務省関係の方々学生ボランティア会の人たち
 さまざまな方がわざわざ言いに来てくださって…」と
「はあ?プロって…」絶句ですが
「演出も効いたかしてそう思ってくださったようよ」


5人
楽しませて頂けてありがたかったね…って
和やかに帰ってきたのですが…
素直にうれしい!ですが
出演を断ったお方の言い分に
「趣味の会をリーダーの箔付けに利用される様で」
と言うのがありました
たしかに一部の理みたいなのはあるなぁ…思わないでもないんだけど
難しいことは言いっこなし。