頂いた着物


「裾回しも綺麗なサーモンピンクだし
 江戸更紗の模様もピンクが勝っているし・・・もう着ないから」
そういって頂いた着物、着て出かけました。
「こうして着させていただいている・・・ってお見せしたいから」
出掛けに写真を撮って貰って



お出かけ先は三越劇場、民藝「神戸北ホテル」です
先だっての「らくだ」でファン?になった和田さんも出ます
今回はまじめなバンドマンでドラマーでした
あの戦争末期、この年頃の青年がどうして召集されなかったのか?
五体満足そうなのに・・・と、疑問は尽きませんが・・・
このお芝居、あの当時の戦争に対する庶民群像を描いて
静かに反戦をじわじわと心に染み入らせる、なかなか高等テク本!
奈良岡さん演じるうららは面白い人物ですが
女優さんのキャラか?時折人格が分裂するような印象がありました
もっと何ていうかパワーだけで押してもいいような?
時に妙に理知的風貌が勝ってしまってしらけるみたいな?


ご一緒した和裁の先生から
「染めの着物には織りの帯・織りの着物には染めの帯」が基本!
と、教わっていましたから
更紗柄の着物に織りの淡いピンクグレーの帯を合わせました
彼女は緑系の更紗柄の着物に桃色の水玉地に大きな模様の飛んだ帯
柄に柄でしたが、それは着なれた人の高等テクだそうでした
「基本はあなたのでいいのよ、でもその着物少し袖が短いわね、
 肩で出せるかしら、直した方がいいかしらね?」
「直すって・・・洗いはりして縫い直し?いえ、いえ、
 頂いたもののままで着れるから着るだけで・・・
 とても直してお金かけてまでは・・・」
洗い張りして仕立て直して裾まで替えたら・・・怖ろしい金額!
そのお金かける位なら好きな着物探します


帰ってきてから撮ってもらった写真貰おうとしたら・・・
「あ、間違って消しちゃった!」
あ〜ぁ、折角この着物着たのに・・・


そういえば先日の検診の結果・・・殆ど良好!
ただ血圧だけが検診当日  78の148
         本日  90の134
ちょっと高いようですね?
確かに低い方で80を越えたのは初めてだし
   高い方で130を越えたのも初めて
・・・?私にも悪いところが出てき始めた?
「別に心配するほどじゃぁないよ」