尾山台

2024/5/16

サークルのSさんがお嬢さんの家に同居して、かれこれ…半年

ここの所、電話がかかってくると、たいていは

「あなたに会いたいので電車で行くと言って娘に叱られた!」

始めは「タクシーで行くと言って怒られた」

「いくらかかると思っているのよ」って

思えば彼女も遠くに行ったもんだ…

彼女は まだ? いや もう?

杖を手放せない…出来たらカートで出かけたい

背骨の圧迫骨折の手術は彼女にはきつかったんだ!

私が娘さんでもダメだ!というかもと思う

混みあう東京駅なんか

杖を突いた老母を歩かせられないと思うのだろう

だから、リハビリをしている彼女に

「最寄り駅の尾山台まで歩くのに慣れたら

 私の方から会いに行くわよ」

「嬉しい、駅まで坂道だけど楽しみにリハビリする」

今日、その「坂道だけど」がわかった

楽しみに頑張ったからという彼女と

尾山台駅で待ち合わせて駅前商店街を2人で

色々なお店を楽しみ覗きながら

彼女が気になっているというお店でランチもし

春の服を東雲の家から持ってきていないからと

ブラウスを買うのに付き合い…

彼女を家に送って行ったら…その坂のきついこと!

びっくり!

「カート押してこんな坂を上って来たのか!?」

尾山台の駅から緩い坂道を昇って行って(ハッピィーロード)

交差点(環八)を渡ると今度は厳しい下り坂になって

初めての街は坂だらけなのに気が付いた

彼女の家から駅と反対側のコンビニまでも

かなりの坂道を上り下りしなければならない

駅まで杖のない私がたっぷり20分は掛かりそう?

高級住宅地というのはこんな不便なんだ?

どっぷり便利な豊洲の住人ですよ、わたし