久々に


父がホームに入って
東京に遊びに来なくなってから
月1回見に行っていた歌舞伎にも行かなくなりました
尤も建て替えもありましたが…
父が喜ぶからつきあっていたのですが
あの華やかさから3年も遠ざかっているのは結構寂しい
2010年の4月が歌舞伎座の最後だった
新歌舞伎座の4月のこけら落としは…
見たいことは見たいと思っているけれども
チケット取るのも面倒くさそうだし…
10日間のクロアチア旅行も入っているし…
新歌舞伎座はもうそう簡単にはなくならないだろうし…
年内に行ければいいや…


そしたら旦那から
海老蔵見る?」


 


会社のOB会の今月の催しがテアトルの花形歌舞伎だと
連れて行ってもらえるなら…もらいたい!
出し物が…ちょっとね?
私この出し物見ている…以前…誰のだっけ…?仁左衛門??
記憶が朧で最近とみに自信が持てない
先日なんて
クロア…と書いたところで…「ち」ってどう書いたっけ?
マジに焦った
漢字は思い出せないこと最近はしょっちゅう
だけどカタカナの「チ」で手が止まるなんて
マジ冷や汗もんでしょう?
次の瞬間書けたことでどんだけほっとしたか


「お前のチケットも取った」
「お、着物着てこ」
「それはやめとけ」
そうか、旦那の会社の方がいっぱいでした…
目立たぬように、はしゃがぬように…か?


そんなわけで久々の歌舞伎でしたが
海老蔵君、かっこつけすぎて?
なんだか声を飲むような表現が多い…というか
それを技量だと勘違いしていないか?
声は客席の隅々まできっちり届けてから、それから!
しっかり体を使いましょう、声は!
お父さんより素質には恵まれていることは確かかもしれない
が、生かせなければ素質は泣くだけ
ちゃんと育ってね…と、これは老婆心
市蔵さんがかっこよかったね


後ろで
俺はなんて優しいんだろう…と自画自賛の人あり
それを言っちゃあ…