飽きないでしょ?


    


孫が生まれたと知って
まず、性別と名前を聞かれ
可愛いでしょう?と聞かれる
応えは当然でしょ!
可愛くてたまんないわ…と手放しである
もうかわいくてかわいくて…ほかに何がある?
 
  
   


ついで飽きないでしょ?と言われる
飽きるわけないじゃないの…とこれも手放しである
日がな一日中眺めていて
こんなにも飽きないものはない
どんな表情でも可愛いし
寝てたら寝てたでその可愛さに目じりが下がる
なんてちんまりと品よく可憐なんだろう!
泣いていたら泣いていたで
なんて小さなお口がこんなにも大きくなるんだろう!
可哀想でいとしくて可憐なんだろう!
寝ているときのきりりと小さなお顔と
泣いているときの頬の膨らんだ大きなお顔と


 


ところが3週間もしたら
声の大きくなったこと!といったら…
それにさまざまな喃声とでもいおうか
色々な声を出すようになった
お母さんはお腹が空いたとき、甘えているとき
聞き分けて笑う余裕が出てきたみたい
時々確実にこれはじいちゃんを呼んで
抱かせようという魂胆だな…などと思えて笑える
順調に知恵がついてきている?




そして3週間ともなれば
表情の豊かになったこと!といったら…
顔の条件反射的筋肉の弛緩なんて言うのではなく
確実に笑ったね、不快なんだね、怒ったね
なんて思える表情もするが
なんといっても…
可愛くてならないのが
面白い顔!
ホント、さまざま、百面相
これがまた…可愛くてたまんなく…爺婆はカメラを取りに走ることに