新年


         辰年



       あけましておめでとうございます


旦那がお雑煮に関してはなかなか頑固なので
こんなに質素でつまらないお雑煮はないよと思いつつ
40年も作り続けた私にも驚きつつ
今朝も小松菜のシンプル雑煮に鰹節のせ
…なのですが…
実際は小さな変化はあるので…


旦那の実家のお雑煮は
主人のおばあさん存命中は小松菜だけ
主人のお母さんは白菜好きらしく白菜だけで
出汁をとらずに菜っ葉の中でお餅を煮込み
菜と餅がとろりとしたのに鰹節を乗せるというもの
私の実家の雑煮は鶏肉三つ葉シイタケ飾り人参に
昆布のだしで煮た餅を入れる清まし仕立て
だから私は小松菜に鶏肉をたし、清まし仕立てにすることで
両方の実家のお雑煮との折り合い点を見つけた
鰹の出汁で作っているので鰹節を乗せる必要はないのだが
旦那はお決まりで鰹節を乗せる
菜っ葉と餅が絡み合ってどろりとした白濁が美味いというのだが…
ま、このあたりが落としどころ?


初詣をすませたえすちゃんたちが
おなかをすかせて来たので
中途半端に3時過ぎからの速い夕飯?にした


 

早速高級おせちの登場!
えすちゃん持参の焼酎に旦那の用意した金箔入り酒
ちょっと酔いが回ったけれど時間はたっぷり
で!
花札百人一首でもする?」
思い出した私に自分でも驚いたくらいだから
ずいぶん久しぶりだなぁ…
何年していなかったんだろう?
花札覚えていないよ坊主めくりだけなんか覚えてる」
えすちゃんの記憶も怪しい…
言い出した私も覚えているかな?というくらい
よーこちゃんは初めてだというし…
しかし花札を始めてみたら…結構熱中して…
私の一人負け


今朝方、布団の中で百人一首の歌をつらつらあげてみたけど
完璧に覚えているのは30首?
下の句は出てくるのに上がどうしても出ない
記憶はことほどさようにおぼつかない
「ももしきやー」と父が歌うとゲラゲラ笑って
この句は僕のお気に入りだと言って必ず取った弟
「あさぼらけ」を「あさぼけら」とうたった下の弟
子供のころが思い出された…
うちの子供たちともしたけれど定着したのは
坊主めくりだけ?
母は百人一首強かった…