公演と発表会


素人さんの朗読を2週続けて聞きに出かけた
一つは芝居好きな人たちのサークルの公演で
25年ものキャリアがある人々の朗読
もう一つは私の通っている教室の先生の
他の教室の生徒さんの朗読会
先生に言わせると素人は
「お金を取らない発表会はどんどんしていいけど
 すいません、未熟ですけど聞いていただけますか?
 という姿勢で臨むものだ…」



 

その伝でいくと…素人芝居の方々は
稽古場の発表会で1500円の会費を取ったのは
…うちの先生だったらむちゃくちゃに批判するだろうな…
しかも…40分以上の朗読で半数以上の客を眠らせちゃったし
しかし大半のというかすべての客は
関係者親戚友人義理の…まぁ…お付き合い?
私も仲間10人で繰り出した口で…
出し物の「きりょうのぞみ」は私たちのサークルも
以前、私が入る前に、一度公演したことがあるらしい
「演出家次第でこんなにもシリアスになったり
 私たちのように笑い話にもなったりするのね」
…と、先輩が言っていた
本業の「らくだ」 ではうんと笑わせてもらえたから
1500円なら安いんじゃない?という声もあり
私は先輩たちの朗読を一度聞いてみたいと思った
それは有料だったのだろうか? 
ちょっと気になる…


       

で、無料の方の朗読会といえば…無料で良かったかも?
やっぱり寝かせちゃったんだから
先生の肝いりで選ばれた4人だったから
みなさん上手なことには間違いなかったけれど
選んだ作品がいまいち面白くなくて…
練習は練習でいいのだけれど…作品は選ばなくちゃ…ね
人に聞いてもらうなら楽しませなくちゃ…!
だけどその作品選びが実に難しい
自分の読みたいものと折り合いをつけるのが難しいし
声と作品に向き不向きもあるし


大体練習する作品を選ぶ段階で
いつもつまずいている私に言えることかなぁ…
目で読んでいるときは面白いと確実に思うのだけど
声に出して読んでみると…しらけることって結構ある
作品さえうまく選べれば…?????
絶対聞いてくれる人を寝かさないぞ!っていう気合が
一番大切だったりして…私は寝なかったけどぉ…