山家城



霞城のブログに今年中にリベンジ!と、書いていたが
マサカこの膝痛を抱えている哀れな妻!を、
連れ出すような無慈悲はしないよね・・・


「松本に会社の単身赴任のがいるから彼を誘って行こうかな・・・」って、
それなのに、土曜の夜になったら
「お前も早く寝ろよ・・・明日5時起きだぞ!」
「ひぇっ?私?行くの?」
膝は痛いし、餌はもうやらないと言われているし・・・
そりゃ踏んだり蹴ったり?
痛いと思ったら途中一人下山アリ!で手を打った
明日の半分は松本城だと言うし・・・あれは平地!


最初に上るのは山家城・・・こう書いてやまべじょうと読む
入り口からして既に・・・この・・・鹿の糞?
もう鹿の糞だらけの道を直登する感じ?急坂!
後ろで「鹿が居るよ、鹿が居るよ!」騒いでいたのに・・・
下りる時になって「おい鹿の糞があるな?」
鹿の糞踏みながら歩いていたくせに気付いていなかったの?


 


そんなだからこの急坂「帰り降りられるかな?」
心配しながら登っている私に気付くはずも無い
結局帰り道はだらだら降りる別の道を見つけて
そこを降りたのでほっとしたのだけど・・・
「直登したから尾根の何重もの堀切を歩けたんだぞ」
よじ登り這い下りよじ登り這い下りの繰り返し!


主郭には大木が伸び伸び枝を広げて聳えているし


 

「お、大蛇ジャン!」とか?それなりに?楽しんだ?けど


9時に登り始めて下ってきたのが11時半過ぎ
途中犬が猛然と吼えながら付いてきて・・・
何処かへ消えたと思ったら・・・・ずどど〜ん!


 
 
 


「猪でも撃ったかな?」
「鹿だってば!
 あの茶色いの・・・オー、鹿が居た・・・なんて撃たれたりして
 冗談じゃないよ・・・好きで来てんじゃないんだから・・・」
よじ登っている間一度も膝の具合を聞いてもくれないんだから
落ち葉道をくるぶしまで埋まりながら下山する時つくづく・・・
ココで転んだら膝は終り
こりゃ、自分は自分で守るしかないぞ!


村を通ったら、こんな鹿?猪?除け防護網が・・・
       


そしてお正月の準備が着々と・・・


「さぁ、次はあの霞城だぞ!」
松本城が先じゃないの?」
「天気が今一だから止めた」
「霞城って、この間のあれでしょ?私車の中で待ってるわ・・・」
「え〜っ、行かないのか?」
彼の背中は行かないと後悔するぞ!と捨て台詞を吐いていた様な?
でもね・・・