茅ヶ崎城・枡形山城・榎下城


「お父さん何時くるんだ?」
「15日、夕方頃でしょ」
「迎えに行ってやろうか?」
「あら、それはありがたいわ!」
ところが本人が
「いや、そんなに甘えさせないで下さい、一人で行くのも老化防止」
「一人で大丈夫ですって」
「いや、横浜行くからさ」
そういうことでしょうね・・・それなら本人も素直に感謝でしょ


目的の横浜方面はもう思った以上に秋景色でした
気温の乱高下がここの所続いていますから?


枡形山城は生田緑地の真ん中?にありました。
駐車料金は取られましたが広い駐車場付きでした
私達が帰る時には結構埋まっていましたから・・・
ちゃんと市民の物になっているということでしょうか?
城の主郭跡で鬼ごっこ?していた中学生の男の子達が印象的でした
広場にはシンメトリーなモダンな?能舞台+展望台みたいな
微妙な構造物がありました
なんと表現すべきか・・・?と思いながら上ると
意外なくらい見事な景色が見られました・・・本日も秋晴れ!
展望台には方角に12支の動物が当てられ
子年の私は子の方角の風景をパチリ!

 
 
 


下り道には民家園、プラネタリウム岡本太郎美術館の表示
岡本太郎美術館がアル!」
岡本太郎なんか興味ない」
「興味は無いけど建物だけ見せて・・・途中ジャン」
というわけで結構奥まったところにある美術館へ
なかなか綺麗な小路を辿ると丘の上に美術館
意外と?奇矯な建物でもありません
水を流した建物のカフェが気持ち良さそうな日除けを・・・
「いいなぁ・・・」なんていいませんが・・・


 


次いで茅ヶ崎
ここにこんな城があるなんてどれだけの人が知っているでしょう?
茅ヶ崎と言えば・・・海! 歌は・・・知ってても?
街中にぽっこり盛り上がった丘の上に城跡はありました
ホトトギスの群落があちこちにあって
昔の我が家の裏庭のホトトギスの大きくなった群れを
懐かしく思い出しました

 


つわぶきの黄色の花とこのぶちの紫の花は秋の双璧です
遺構の残り具合に喜んでいる城好きは放っておいて
まるで回遊式庭園(大げさ過ぎ)的に散歩をするのには好適
日曜だっていうのにまるで穴場的な静けさ
こんな秋の陽だまりをなんと勿体無い!


榎下城というのはもう
ただ土塁に囲まれたお寺の境内で、大きな萱の木と
風情のある門の突き出た日本版ガーゴイルが見事なだけでした

 


そんなわけで逗子の父のところへ到着したのはすっかり暮れて・・・
夕飯は外食・・・作らずに済んでラッキー!