あと166日


    


今年の歌舞伎は11月の顔見世で終止符
新歌舞伎座を父の健康なうちに見られるか・・・それが問題
この古い歌舞伎座に・・・十分来たからもういい・・・と


京都の歌舞伎座の顔見世の華やかさは特別
京都に住んでいた3年の間に3回行けて
私は楽しい思い出を作りましたが
父はこの東銀座の歌舞伎座で母といい思い出を作ったのでしょう
母が亡くなってからでも
私と何十回通ったことでしょう・・・
出し物は何度も見た忠臣蔵でしたが
演者が違うのでそれはそれで楽しめるのですが・・・
六段目、菊五郎が勘平をじっくり過ぎるほどじっくり演じ
七段目、若返った?お軽が軽妙になりますが
この段もちょっとだるい感じがしたのです
仁左衛門幸四郎って声の質が似ているんですか
くっきりする分幸四郎が生きがいい
仁左衛門贔屓の私はちょっと悔しい!


私の隣には大男が坐り、座席の出入りにも苦労し
かちんこちんに固まって傍に迷惑をかけぬよう努力してました
父も見終わるとお尻が痛くて固まる
もうじきこの苦労もなくなるんでしょうが・・・?
思い出を重ねちゃった分・・・複雑な気持ち


お昼に秋本でうなぎを食べて午後2時
東銀座へ出かけましたから4時の開場まで2時間
銀座1丁目から7丁目までブラブラ行って戻り
晴海通りを行けば、父の足取りで見事に2時間!
今日は足の具合もいいそうで?
しかし銀座の好きな人だなぁ・・・改めて思いました


      
 


12月は勘三郎だから・・・次は1月かな?
歌舞伎がこんなに好きなのに
勘三郎がどうしても好きになれないというのが不思議です
私は勘三郎さんの舞踏が好きなんだけどなぁ・・・