マンパワー?(中国編)


最初の観光西安城の西門に出かけるバスの中で
「注意事項があります」と、ガイドさん


その1、道路の横断は右側通行を忘れず、勇気優先!
何のことかといいますと・・・横断歩道が極端に少ない
その何車線かある広い道路を渡る時は勇気が必要!
なるべく信号のあるところを探すが駄目な時は・・・
実際ギッチリ渋滞している道を皆さん
1車線通過して、止まって次の車線の車をやり過ごし・・・
次の車線を横切り・・・綱渡りみたいな横断を上手に
歩行者の死亡事故どのくらいあるんだろう?

     


問題はその2
売り子いっぱい寄ってきます。
笑顔、歯、見せないで下さい、付き纏われます。
くっ付いたら絶対離れません
財布見せては駄目です、売り子押し寄せます。
いつの間にか財布無くなった!ということあります。
聞く耳モタナイ!顔してください!


      


大雁塔で、バスから降りた途端付き纏われました!
「お前が笑顔見せたからだ!」
「見せないわよ、元々優しい顔なの!しょうがないでしょ!」
絵葉書集2冊突き出して「千円!千円!」叫びます
「顔を引き締めてさっさと歩け」
絵葉書集3冊突き出して「千円!千円!」
「5冊、5冊、おまけ!千円!千円!」
手を振って要らない動作をしたらとたんに
「7冊!7冊!千円!千円!」
「反応するな!」
入場するまでしっかり囲まれていましたが・・・
出てきたら又同じ顔ぶれに取り巻かれました
結局バスに乗り込むまで「千円!千円!」に追いかけられて
「流石に7冊が限度だったかな?」
「いえ、10冊になりました」
買ってあげても良かったのですけれど
一人だったらともかくああ沢山に取り囲まれては
怖くて確かに財布なんかうっかり出せません
「トルコは同じ千円!でも愛嬌があった」
「ウン、妙に哀愁もあった」

 


ざくろ売りに取り巻かれたり
シルク小物の売り子に取り巻かれたり・・・
慣れた奥さんはバスに乗りこんでから、半身を出して
一番多くなったところで買っていました
マトリョーシカの巾着版みたいに何袋も入子になった袋が
10個千円だったり、民族模様のエプロンが最後には
15枚千円になって・・・こんなに要らないからと皆に配ったり


最も殺気ばった人たちばかりじゃありません
頣和園の南湖の美しい長廊では手すりに凭れて
のんびり胡弓を楽しむ人が居ましたし
天壇の祈念殿へ行く回廊では夕方のひと時を
群がってカルタ(カード?賭け?)に興じている人達も。

 
 


それにOPで見に行った
京劇と雑技団の人々は実に見事であり
面白くもあり、いい声で、楽しませて貰いました。

     



それにしても朝食の時
「お粥かご飯あるかしら?」と、聞いたら
はい!とニコニコして連れて行ってくれて恭しく
銀の蓋を開けてくれましたが・・・
あの中にあった甘いお粥のお餅みたいなもの
妙に美味しかったんだけど・・・一体あれは何だったのかなぁ・・・