9年!


「一年で一番過ごしやすい時期だ」と、毎年父の言う10月11月
本当に体調がいいようで10月もアクティブ?に過ごして
意欲満々?で迎えた11月・・・京都旅行も準備して・・・


「お母さんの命日お参りに来るか?」
もう9回目の祥月命日です。
本当に早いものだなぁ・・・とも、
よく頑張ったなぁ、お父さん・・・とも思います。
法事はありませんがご仏壇にお参りにいきましょうか?


古典のサークルを終えた父とお昼に鎌倉で落ち合って
ランチでも食べてお参りしましょう・・・
で、どこでランチ?
「お母さんの大好きだった鎌倉山でも行くか?
 お母さんここの雰囲気が気に入って
 友達と忘年会とか田舎から出てきた友人との会食とか
 よく行っていたから、お母さんを偲ぶにはいいだろう」


この間父は最期の食事は迷うところだなぁ・・・
「うなぎにするか?ロースとビーフにするか?」
何て言っていましたから・・・自分が食べたい?ってとこも?
食事の間ずーっと母の話をしていました。
亡くなって9年私はその聞き役に徹していますが
よくもまぁタネが尽きないものだと・・・呆れるくらいです。
まぁ思い出が無いよりは・・・いいかぁ?

「しかし母さん迎えに来んなぁ・・・」
「これだけ元気に頑張っているんだからまだいいと思ってるんでしょう」
「いや、結構疲れてきてるんだ・・・」


でも、私が帰る時
「もうイヤだ・・・もう行きたいって切に思う日もあれば
 こうしてお前が来てくれて楽しかったと思う日もあるし」
だからお母さんの写真に
「もう少しお父さん遊んであげるからね、ほっておいていいよ」