母の命日


今年は母の17回忌
父が亡くなって間もなく1周忌なので
二人の命日の間、12月の初めに法事をしましょう


弟から父の残り物の整理に呼ばれていたし
母の祥月命日でもあり
思い立って逗子に出かけました
本当は母の大好きなのはうさぎやのどら焼きですが
東京駅でどら焼きをお供えに買い込んで
ちょっとずるだな…お母さんつむじを曲げるかも


父が長生きしてくれたので
母の命日は命日だなと思いながら仏壇には行きませんでした
毎月父が上京していたから11月には
二人で簡単に築地でお参りして銀座でランチでしたし
父が来れなくなってからは私の都合のいい日に行くと父は
不機嫌そうにお母さんの命日は先週だったぞ…なんて
忘れたわけじゃありませんけどね、都合優先で
母の命日に仏壇の前に座ったのはだから15年ぶりくらい?


生きていた時も
母と私はかなり淡々とした母娘だったかもね?…と
父にはよく叱られて、よく言い合いをしたけれど
母とは殆ど言い争いもしたことなかったねぇ
ホンキで叱られたこともなかった…
私がいい子だったってことより…
お母さん弟に夢中だったから…ナンテ…いろいろ…
あんなに愛された末弟は意外なくらい母にはクールだったな…
なんでなんだろ?
ま、そんなこんな思うことあり
…の一日になりました


父の元にきれいな香炉が二つあって
「しーちゃんと話し合ってケンカせず分けなさい」
青磁の物が一つ、伊万里のものが一つ…
他にはいいものはない、それもきれいなだけでね…って。
しーちゃんは要らないというので青磁を貰ってきました
考えてみたら身辺きれいに片づけていった父から
形見というものを貰っていませんでしたから…


これで我が家には母の形見の油絵が一つ
父の形見の香炉が一つ


 

私、子供たちに形見にしてもらえるもの…何かあるかなぁ?
勿論美田もないよ〜