足利城・桐生城


タイミングが悪かった城廻りがようやく?
実行されましたが、ちょっと可哀相でもありました?
タクジローは12城越えの記録を心密かに狙っていたらしいのに・・・
結局この日の登城は10城でした!
それにしても北関東には一体どれだけの城が?
そろそろ底を突いてもよさそうなものですよ。


28日の4城目が足利城でした。
その前の3城は私だったらハナッカラ行く気を起こしませんね。
足利城は「美尾根!」って感じでしょうか。
タクジローに付き合ってこの冬随分城廻りをしましたが
城跡で人に会うことって稀でした。
誰にも合わないという方が多いくらいでしたのに、
この城は賑わっているといってもいいくらいのものでした。


織姫公園駐車場は朝の9時半というのに
もう車で埋まっていましたからね。
「この車の主はどこに居るんだろうね?」と言った私は
まさかその主たちが城跡に居るなんてことは思いもしませんでした。
でも、ここはとても良いハイキングコースだったんです。
「両崖山ハイキングコース」
歩き出して間もなくもう降りてくる人何人にも行き会うんです。
ってことは・・・「たいした山じゃない!」


 

しょっぱなから階段でぶすっとしましたが
それは直ぐガレ場のようなゴツゴツの小石だらけの登りになり
間もなく尾根へ出ると溶岩のぎざぎざの道になりました。
しかしその道は物凄く眺めの良い道だったんです。
お天気は最高の青空!
尾根道は風の吹きっさらし!
上州の空っ風?それともこの日だけこの強風?
(タクジローから指摘・・・上州じゃない野州だ、正確に!)
尾根から吹き落とされるんじゃないかって思いました。
「体重はほどほどにあった方が良い!」と思えるのはこんな日。
お天気に誘われて登ってきた?人も、
風に追われて!さっさと降りていきます。


タクジローは遺構が余り無いので面白くなかったようですが、
私は高点をあげたいような面白い道でした。
途中自転車を抱えて登ってくる子供たちに会ったので

「まさかその自転車でこの山を?」
「はい、これで登って降りるんです。」
「凄ぉーい!気をつけてね。」
「はぁーい!気を付けマース!」さわやかでした。


気分良く次の桐生城へ向かった私たち。
「柄杓山ハイキングコース」?
でも結局桐生城へはたどり着けない運命でした。
山道が凍っていたのですよ!
スタッドレスだから大丈夫!」と、タクジローは登る!
でも、車は、道は、拒否?
つるつるに凍った急な登り道でスリップして
どうしてもタイヤが前に行かないのです・・・空回りって奴?
スノボーにこの車で行く子供たちが
無事にスキー場に着いているのが不思議!
キュイルキュルキュルキュル滑って登れない
細い曲がりくねり道をバックで戻る怖さ!!!


桐生城は次回に持ち越しましたが・・・
出来たら桐生は着物を買いに行くだけにしてもらいたいよ!