旦那の京都忘年会と行き返り城廻というのに同行。
久しぶりで私も友人と連絡を取り、私たちも忘年会
4年?5年?ぶりですか?


前日の周山城は薄曇でしたがまずまずの登城日
ここは京都に住んでいた時から
行きたかった城ですから楽しみにしていました。
久しぶりのロマンを感じる城跡です。
おまけに京都の夜は旦那の行きつけの店で二人の忘年会!
このお店に初めていったのはもう10年も前になりますが、
「お母さん」?が義姉にそっくりなのに吃驚したものです。
だから?気が合うのか京都を出てからも毎年
京都へ行くと彼はこの店には顔を出すようです。
「お母さん」?は4年も前の私が
「その席に座っておいやしたのついこの間のようやのに・・・」
まさしく、最後にこの店に来た時あの席でした!
恐るべし京女さん?


ところが翌日の京都は天気予報びったりの雨!
午前中は私好みの道をのんびり散策して
「柳苑」さんで買物&お抹茶の接待受けて、「出町ふたば」で行列し
御所を抜け武者小路の元我が家を素通り二条両替町
予約の店に着いたのは私が一番でした。
京の町家を上手に改造した雰囲気のいかにも京都な店です。


間もなくおいでになったお二人は、顔を見るなり
抱きついてきてくれました。
眼にはなんと涙まで浮かんでいるのです。
「ありがとなぁ、ありがとなぁ、又逢えてうれしなぁ!
何年ぶりやろ、何時までも友達と思っていてくれて
ほんとにありがとなぁ・・・」
それは私の言葉ですよぉ。
たった二年でしたが京都生活が楽しかったのは
このお二人とお友達になれたからですよ。
私こそこんな雨の中逢いにきてくれてどんなに嬉しかったか!


「元気やった?」
「一寸こう言うたらなんやけど、太らはった?」
「ハイ2キロ!」
って、葉書のやり取りもしているし、
メールのやりとりもしているのに?
やっぱり顔を見るというのは大事なことなんだなぁ・・・
と、痛感いたしました。
不精していた事を申し訳なく思いました。
美味しい京料理の後は、室町の方のお宅に招かれて
200年続く商家の80年のおくどさんのお台所と
町家再生プロジェクトで生き返ったお店とお蔵を
拝見し、昔話だけでなく?京のあるべき未来まで!
話し込んで気が付けばもう夜の七時
本当に時間のたつのは速いこと!


転勤族冥利ってこういうことを言うのでしょうか?
旦那が引越しこんなにしてくれて
いやーほんとにありがとさんでっせ?