スノータイヤ


札幌で暮していた頃は一年の半分は
スノータイヤを履いた車で過ごしていたような・・・
でも「東京ではスノータイヤはいらない!」と
旦那は言っていました。
だからスノボーに行く息子が
「スノータイヤ買っておいてよ。」と言った時も
「俺はそんなの要らないから買わない。」
で、息子は仕方なくスノボー用に自腹を切りました。
「せめていらない季節はタイヤ置かせて。」
「いらないものを置く場所は無いよ、狭いマンションだぞ。」
「でもボクのところより広いでしょ?」
「でも使わない物を置く場所は無い。」
なんて会話をしていたのは確か一昨年でした。


で、趣味の城廻り病が高じて昨年の冬は
夜が早くて効率が悪いとか言いながら
「木の葉が落ちる季節は城からの眺めが良くていい」と
雪の心配される地方もスノータイヤの車でせっせせっせと回りました。
先週長野の城に行った時は、まだ雪は大丈夫でしたが
「あいつ早くタイヤ付け替えてくれないかな?」
でも年内にスノボーに行く予定の無い息子は
なかなか付け替えてくれません。
今週の京都行きは関が原を通るということで
待ちきれなくて今日タイヤの付け替えのため
息子のマンションにタイヤを取りに出かけました。


本当に狭いマンションベランダに積み上げてあるタイヤを見たら
付け替えたタイヤを又置きに行くのは可哀相ですよ。
それにどうやら?
本当にスノータイヤが一番必要なのは
この冬もせっせと山城に通う旦那の方ですよ。
大体去年もスノボーシーズンが終っても
東北の山に行く旦那はまだタイヤは
雪国仕様のままにしておきたかったのですから。
そんなわけでとうとうタイヤを引き取りました。


それにしても東京のマンションにはタイヤ置き場はありません。
家の物置の中途半端な大きさではタイヤは入りません。
札幌のマンションにはどこも必ず
タイヤ置き場が設けられていましたっけ。
雪かき道具も措いて・・・あれは便利でした。
東京のマンション族でスノボー・スキー族は
タイヤをどうしているのでしょう?と
ベランダに積みあがって、邪魔なタイヤを見ながら
ため息が出ているところです。
大体、この日当たりの良さ、劣化は大丈夫?