盛夏の道中


さて、厄年の?婆はまた鼻水が本格化
月末にかけて…そのころなら大丈夫!と請け合った
キャンセルしたくない約束が幾つか…
颯坊とお母さんは大丈夫かな?


それにしても木曽路はすべて山の中?
いえ、日盛りの炎天の中…陽炎の道でした
確かに殆ど昔(以前来たのは16年前だとか)と変わらず
尤も私は宿場より颯坊を見るのに夢中でしたけど
パパ・ママ(そう呼ばせるつもりはないようです)が
カメラを抱えて撮影隊になっているので
私は颯坊と影を慕ってのんびり?散策
本人はベビーカーは嫌だ自由にしろ!とわめいていますが
パパママは骨董屋さんに消えてしまったし
爺は先に行っちゃったし…
その間に可愛らしいTシャツを見つけ颯坊の名入れを注文
ひい爺ちゃんが白いシャツの颯坊のかわいらしさを
うんぬんしていたせいですか…白いのが目に付きました


    


名入れを待つこと十数分颯坊の我慢が切れまして↑
ベビーカー脱出成功
以後は婆は颯介の追っかけになりました
自由にしておく限り大機嫌できゃっきゃと走り回ります
イヤイヤどこからこんなに汗が出てくるのでしょう…
冷たい水が本当にありがたい!


    
(水に慣れて、水を見つけると手を突っ込むようになった颯坊)


かき氷の旗ばかり目に入りますが
爺はお焼をほおばっているし、パパママは五平餅を食ってるし…
かき氷にいたしましょう…!
えーっ、先に蕎麦ですか?


不思議なことにこの旅があるとは思わぬほんの数日前
ブックオフで藤村詩集を買ったところで…妻籠馬籠ですと!
昔父が暗唱して教えてくれた…初恋?
ナントナク覚えていますが
颯坊が初恋知るころは爺婆は健在かなぁ…
今のところ颯坊の関心は、階段・段差・坂道


    
      (↑ ちなみに早速名入りの白T)

婆の手を振りほどきますが…ちょっと高いぞ!と
思われる石段ではちゃんと手を差し出します(笑)


今の颯坊はまねっ子さんでもあります
かんぱーい!でコップ打ち合わせるのも
城の写真を撮るじいちゃんの真似も


   
    (フムフム、こうやって接写するのね、じいじは?)


石段の下から「ヤッホー」と手をラッパに呼びかければ
振り返って同じように「やっぽ」と手を口に…


ついなんでも相手したくて…させたくて…
爺婆のタフな遊び相手ですよ、颯坊は