団地の祭


サークルの最年長の81歳の友人から電話
「毎年出てる家の団地の祭があるの
 今年も出たいんだけど、一緒に出られる友達がいないの
 付き合ってくれないかしら?」
最近の父も歩ける友人が一人もいなくなって
「この年まで生きるとさびしいことが多くなる」と言ってるから
よく状況は分かるし、お気の毒に思える。
「近所の仲間12人も居たのに
 歩いて好きなことが出来るの私だけになったのよ
 一番近くの友人はまだらボケになったし、もう一人は歩けない」
とは、前から聞いていたし・・・
「いいですよー」と答えると嬉しそうな笑い声が返って来た。


「お祭は6時からだけど3時頃来て?おしゃべりしましょうよ!」
前日にも、当日にも「大丈夫?来られるわよね?」
楽しみにしていらっしゃるのが分かる


予定通りに伺うと、家の中を一巡して見せてくれて
「あなたが来てくれるから掃除したのよ
 それも嬉しいことなのよ・・・来てくれる人が少なくなったから・・・」
結婚式からの家族写真、趣味の油絵・デッサン
集めている猫の絵・置物・・・ベランダを埋める植物・・・
「若すぎて着れなくなったからあなたに着て貰おうと思って・・・」
と、可愛い小紋の着物を2着と羽織を頂いてしまった。

 


団地の祭は運営委員の活躍で
飲み物呑み放題、生ビールの注ぎ方も上手で
焼き鳥焼く人(ちゃんと炭火で焼いている)、
焼きソバ作る人、フランクフルトを焼く人、スイカに枝豆
30年前に出来た450世帯の大マンションのコミュニティ
大分入れ替わったけれど、ズーッと続いているそうで
ビンゴゲームの時の人出は最高
私もディズニーのミッキーのマグカップが当たった!
顔見知りの何人もの世話人に私を引き合わせながら
とても楽しそうにしていらして 「来て良かった!」


家に帰ったら、私がいなかったので一人で散歩した旦那
約二万歩近く佃島月島界隈を丹念に歩けたそうで、満足そう!
「毎日暑いけど何してる?」と聞かれたので
「旦那と今は毎日散歩、喧嘩しながらだけど・・・」
なんて、おしゃべりしてきたのだけれど
やっぱりお互いたまには一人も新鮮?


生ビールを二杯も飲んで、焼き鳥いっぱい食べて
19日 12756歩
20日 13360歩
21日 10896歩 と、ここんとこ続いてたのに・・・
枝豆食べまくった私が、本日往復たったの4000歩!
案の定、体脂肪率が跳ね上がった!
・・・でも、ま、いっかぁ!