片すということ…1

2021/8/30 

この春、溜まっていた書き物・紙類を

随分思い切って捨てたけど…、

手を付けられずにいたノートの缶

思い切って明けてみました…捨てられるかも?

日記が十数冊、読書感想ノートがやはり数冊

ぎっしりと鉛筆で書かれたそのノートをひらくと

薄くなった筆跡が「もうじき読めなくなるよ」と

言っているようで、捨てるまでもないか…

それまで家に置いておいてあげようかな?

数ページ拾い読みして

「へえ、私こんなこと考えていたんだ…」と思うと

尚更昔の自分を捨て去るようで…

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父が90歳の時ホームに入る前の大仕事が

数十年分にのぼる日記の始末だった

拾い読みしながら捨てて行ったのだけど

「初孫が出来たところで手が止まってしまった…」

(家の長男Yちゃんのことだ)

幼いあの子たちを預かった時の詳しい日記を捨てた後で、

「捨てる前にお前に読ませてあげればよかったかな

お前の知らないあの子たちのことを細かく書いてあったんだ」

それは惜しいことをした!とその時、私も思った

浅草の両親に預けると家の子供たち

コロコロに太って帰って来たっけ…

両親はまだ60代になった頃だった