もう何年も前になりますねぇ…
ミス・サイゴンが評判になっていて
今思うと…東京にいなかったから…しかたなかったけど
本田美奈子さんの見ておきたかったなぁ…
あれから何度も再演があって
そのたび行きたいと思いつつ行きそびれて
やっと今年、チケットを手に入れたと思ったら…
義姉の入院で行けなくなりました
一緒に行くはずだった友人にあげたら
今まで全く芝居など舞台に興味のなかったご主人が一緒してくれて
二人でとてもいい時間が過ごせた…と
とても感謝されましたから、まんざら無駄ではなかったんだけど
ミス・サイゴンと私はタイミングが合わないんだね？
そんなわけで久しぶりの舞台は…
本日小松座の「きらめく星座」井上ひさし作です
昨年から何作か続けて井上さんの作品を見ていますが
楽しめなかったことは一度もありません
今回の作品もとってもシリアスな主題なのに
この楽しめた！感は何なんでしょうね？
最高に優れた作品なんだと素直に思って帰ってきました
しかもね…舞台は浅草…レコードやさん
浅草の…今は無くなったブロマイドやさんとか
なくなってしまったものをあれから思い出そうとしていますが…
余りに変わってしまった六区や新仲見世ほかの通りは
明るくってきれいでそれらしくなさすぎるんですね
観音裏の古着屋さんや踊りの着物やさんとか…
残っているものもそれなりにあるにはあるんだけど
それにしても…見事な舞台だったなぁ…
山西さんのあのお国かぶれが包みこまれていく
あの家の当たり前感がすごくうれしかったなぁ…
あんなお母さんのいる家庭が生き残れるならば…
日本はまともでいられるはず！
