お餅


1月は外に出る元気がなくて
外出しなかった父ですが、今月は用事があるとか
「出かけたい」というので行きました


12月の外出の時には足が上がらず
バスのステップで父を押しあげるのに青息吐息の私
帰りはタクシーを薦めましたが
父本人も大変だったと見えて
「これからは外出は往復タクシーにする」


さて、外出の一番大きな用事は
読む本のストックの底が付いたから仕入ですが
「もう一つ」
「なぁに?」
「餅が食べたくてしょうがない」


正月ホームでは餅が出ないんだとぼやいていました
「そうか!のどにつまるといけないからか、淋しいね」
「いや、大抵のものは諦めてるからか別に…」
などと言っていましたが…
日がたつにつれ食べたくなってきたとか
娘が食べに連れて行ってのどに詰めたとしてもまぁいいか?
それはちょっとな…と、思えども
「まぁ、たぶん、大丈夫でしょうよ!」
「どこか餅の食べれるところ知らないか?」
「デパートに立田野が入っていたね
 あそこならお雑煮もお汁粉もあるでしょうけど…」
「ああ、あそこがあったな」
「お雑煮は家の雑煮を食べられるわけじゃないのでいい
 御膳汁粉が食べたいな」


タクシーを呼んでもらって出かけましたが
タクシーに乗るのに足を上げるのがもうできない
よっこらしょ!っと足を押し込む
中腰のまま父を連れ歩いて目的を済ませ
2週間分ほどのおやつを仕込み帰り道
タクシーに父の足を持ち上げたときの腰が微妙
ついうっかり油断して…というかこっちも疲れていた?
中途半端な中腰で足を持ち上げた途端…来た!


軽めの?ぎっくり腰で
これで無事に家まで帰れるのかな?
父が気を使うとかわいそうなので、我慢して
何気なく別れてきましたけれど…よく帰れたなぁ…


あかちゃんが控えているんだよー
お父さんでぎっくり腰になるわけにいかないんだよー
半べその今夜の私です…