友人のご主人が亡くなって…
あと数か月と聞いたところで…
何のお手伝いもできないし…煩わせるだけかな?
なんて躊躇して…電話したのが一か月後…
お葬式も終わったところでした…
本当に早かった!
49日前の祭壇のあるうちにということで
今日仲間とお参りに行ってきました
行きはかなり滅入っていましたが
駅に迎えに来てくれた彼女の頬はすんなりしていましたが
変わらぬ笑顔でちょっとほっとしました
祭壇のご主人の笑顔もとてもよくて
「いい笑顔のいい写真があったね?」
「写真撮る人なんで意外なくらい写真がなかったのね
これを見つけた時にはほっとしたから
いい写真撮っておかなくちゃダメねぇ…」
そろそろお葬式用の写真を準備しておく年齢ですか?
静岡で遊んでいた時はお互いの家を回りあったものですが
東京近辺に戻ってからはお宅を訪ねあうこともなくて…
「遠いところをありがとねぇ…」
本当に遠かったのです
毎月彼女はこんな遠くから銀座まで出てきたくれたんだって
少々驚いて帰ってきました…
犬もいるし今後の会はどうなるのか心配したけど
「夕方の散歩頼める人がいなくなったから
少し早く帰る事になるけど続くわよー」
ほっとしましたが…今後は彼女の家の近くや
もうお1人遠い八王子から出てくる友人の近くでも
会をするかなぁ…?と思ったり
でも東京駅で別れてまだまだ電車に乗っていく友人を見送ったら
やっぱり真ん中の東京が一番いいのかも?
とりあえず忘年会は銀座に決まりましたし
可愛い人懐こいそのご主人の愛犬が
「部屋の中空に向かって時々甘え吠えするのね
ああ、まだここにいるんだなあ…って思うのよね」
49日までは家にいるっていうじゃない…?
静岡の彼女の家に行ったとき
ステテコ姿で出てきたご主人を一瞬思い出しました
あれから30年近く経ちましたか…
ご冥福をお祈り申し上げます。