金勘定


サークルの会計さんが欠席することが増えまして…
脳こうそくをして要介護認定3とかのご主人を抱え
このご主人がヘルパー拒否
ショートスティさせれば職員に暴力をふるう
ホームへ入れてもらっても大暴れで帰された…とか
うわさで…聞いている
代表さんにその手助けを頼まれてここの所
会費やそのほか集金業務をしているが…
それは会計さんの一番近くに住んでいるから便利上…と勝手に理解していた
集金したものを帰りに会計さんのところに届けるだけだものね


そんなで今月分の会費の集金も済ませ
必要購入物品の立て替え費用のレシートを預かり
近づいてくる演劇祭のチケットも見事完売してその集金も終了し
収支ちゃんとかみ合っているでないの!


ところが
「代表さんがあなたを会計補佐にした人選は間違いない!
 と、思うのよね…」と、わざわざ言いに来た人がいて…気が付いた
「あなた貸借対照表?とかできる?」と聞かれるに及んで
言っていることがようやく理解できた…みたい?
ナント私のお人よしなこと?


「貸借…ってそれ何?」状態の私
そういえばサークルには保険代理店を経営していて
その会計など補佐しているという奥さん
ご主人の工場の会計をしているという奥さん
会計事務所でずーっと会計助手をしている奥さん
商店経営、会計一手に握っているわよ奥さん
…とまぁ…いわば?セミプロが数人いたのでした


会計っちゃぁ、やっぱりお金を預かるのよね
そりゃぁ、あなた、きっちりしなくちゃねぇ
お金はおろそかにできないすり抜けられないってところよ
…と、まぁおっしゃるのですね


「いやいや私あくまで補佐!
 というより…むしろ…伝書鳩でございますよ」
集金はしても、銀行へ行くわけでもなければ
通帳を預かっているわけでも、
出納帳を見れるわけでもありまっせん!
サークル帰りに会計さん宅へお届けするだけよ
まだ会計就任してという依頼は受けておりません!
ほんまもんの会計さんを新たに決めなきゃならん
ということになったら、資格を吟味して頂きましょう
そうお答えしてお引き取り願ったわけですが…
そういえば肝心の会計さんから
身を引きたいというお話は出ておりませんのですよ
早とちりはしていただきたくありませんが
危ないアブナイあぶない?
上手く足抜きしましょうっと!


なんてったって
自分の収支でさえ危うい私なんですからね。
金勘定ダァーイキラァーイ!