入院騒ぎーその4


鞘当てって、なんとなく女性のものの様な気がしません?
今度の入院騒ぎでは、ちょっと認識を新たに?


入院して直ぐ検査・・・薬・・・
運ばれた時の危機感は間もなく消えたせいか
本人は一両日には退院できると思ってたらしく
「欠席の連絡を入れてくれ」
と、言ったのは、向こう3日間の飲み会の欠席連絡
お一人に連絡すれば「彼が全員に伝えてくれるから・・・」


ところが飲み会仲間は皆あちこちで被っていたらしく
あっという間に情報は伝わ(り過ぎるほど)ったらしく
「大変だね。どうなの?」
間もなく
「皆が心配してるけれど連絡が多すぎると奥さんも大変
 僕が代表して連絡係をするから、何でも僕に連絡を」
「ご配慮、ありがとうございます。」
間もなく
「○さんが代表して連絡係をすることになりましたが
 僕は彼の仲間すべてを把握しているので
 僕も一緒に連絡係をしましょう」
「まぁ、それはご親切にありがとうございます」
間もなく
「いや、驚きました。
 ○が代表して一本化すると連絡を受けたけど
 なんで僕には最初に連絡が無かったんですか?
(みたいな不満げな電話が・・・)」
「申し訳ありません、ご心配をお掛けして
 2・3日のつもりでしたので当座の飲み会が決まっていた
 方にだけお断りのお電話を差し上げたので・・・」
間もなく
「○さんが一本化するという連絡を受けましたが・・・
 僕は家もお近いですし、せめてお見舞いだけでも・・・」
・・・・・・・・!


見舞いは家族限定だと連絡したにもかかわらず・・・
親友だと言ってお見舞いに来てくださった方も・・・
(当然断られはしましたけれど)


日ごろの彼の付き合いのよさというか・・・
友人を大事にしていることとか、多さとか・・・
ありがたく思いましたが


「女房子供は新しいの幾らでも作れるけれど
 最高の飲み仲間はそう簡単には得られない
 人生一番の宝はいい飲み友達だ」
なんてほざいていた若い日のあいつを
厭でも思い出させられましたね
へん、もう新しいの作れないさね?

 
そういえば親友なのに・・・と言っていた人が
「あいつが居なくなったら僕の残りの人生の
 楽しみが消えちゃうんですから、心配しましたよ」
その彼が見舞いに来て言いましたとさ
「奥さん、お前が入院しているの妙に嬉しそうだったぞ!」
おんや?お見通し!
さすが30年の親友だわね?
そんでもって今頃は
奥さんの悪妻振りが連絡網の隅々まで
そろそろ流れ着いた頃かな?


で、君の最高の親友って誰なのさ?