夏は花火


東京湾大華火大会
昨夜は第21回だったんだって
2001年の正月明けに東京に帰って来るまで
「へぇーそんな花火大会があるんだ?」
花火大会というと隅田川
どこに住んでいても花火大会といえば隅田川
浜松の佐鳴湖の花火大会も二階の窓から見えたのに
結局は「花火といえば隅田川」なのは
子供の頃の思い出がいっぱいあるからだろうな。
花火大会は子供のものだって気がする。


昨夜は旦那じゃないけれど、ベランダから花火大会独り占め!
カメラは持っていかれちゃったし・・・
撮っておいてあげる事もできないや・・・
でも、あんまり綺麗なので、だめもとと携帯で撮ってみたら、
タイミングは悪かったけど・・・「何とか・・・」状態で写った。
しかもバタバタやっていたら、なんと、望遠が出来るんだ!
暗闇で適当にさわっていたら、花火が近くなって、驚いた!
へぇ〜こんな機能あったんだ・・・今更かよ!でしょ?
何でもいじってみるもんだね?




前日いつも静かなお隣がベランダで日曜大工?
ガタガタ・トントン・ザァザァ・・・バタバタしていると思ったら
ベランダがウッドデッキに変身していた。
そして花火当日小さな子供がデッキの上を走り回って
「スゴイ!ニッポンイチ!」とたどたどしく叫んでいた。
声の幼さと甲高さが子供の頃の私たち兄弟を思い出させて、
漂ってくるスルメの匂いと共に楽しませてもらった。


そんなわけで、見てくれる人も居ないのに
浴衣を着て母の7年物の梅酒の最後の一杯で
それなりにビルの谷間の運河の上の花火を楽しんだのだ。
浴衣を着た若い両親と浴衣の私と二人の幼い弟の姿が
不思議なくらい身近だった。
私も年を取ったんだなぁ・・・