今年は退職して自由時間がいっぱい出来たのに
何もいつものようにこの暑さと渋滞の中を
お盆に実家に帰ることも無いだろう･･･と言う話になったのに
そうそうオリンピックもあるし？
時を選ばないのがお葬式で
木曜の夜に義姉から電話があって
旦那の「９９歳になる伯母が亡くなった」
金曜にお通夜、土曜に葬式だという
もう数日で百歳になるところだった。
改めてこの夏の暑さはお年寄りには堪えるだろうと思った。
数日前には友人の８８歳の姑が救急車で運ばれた
受け入れ病院が決まらなくて
救急車の中で随分時間を取ってハラハラしたという。
ナトリウム不足だったというからやはりこの暑さのせいだろう。
それで心配になって９９歳のお母さんがいらっしゃる友人に
「お母様はお変わりなくて？」と電話したら
「年寄はエアコンの中で一定気温の中から出てこないから
却って私たちより草臥れてないようよ、元気よー」
夫の家系は長寿の方が多いという印象がある
お隣の新家のおばあさんは９９歳眼前の９８歳で一昨年亡くなった
祖父は８０歳だったが、祖母は９２歳
父は８２歳だったが、叔父は８３歳で亡くなった。
今姑は８７歳で達者だ。
いずれも平均寿命を軽く越えている。
こんな事を思うと私は私の方が先だろうという気がして
私が亡くなった後夫が苦労しないように？
家事全般仕込んで措いて上げねば･･･と焦る
最も私の父もそうだが頭の良い人は
ちゃんと身奇麗に生きる術を心得ているようだ。
むしろ心配なのは雑な私が一人になったときのいい加減さかも？
そんなこんなで昨年は車の中で
東京湾の花火大会を見損なったとぼやいたので
今年はベランダでユックリ鑑賞としゃれ込むつもりの当てが外れた！
さっきからもう花火の音がしている。
レインボーブリッジの下は屋形船がひしめいている。
「今年は君はベランダの花火を独り占めできていいね」と
葬式に行った旦那は、今日は奈良の友人とどこぞで遊んでるらしい？
そういえば父の葬式の焼場で隣り合わせになった一族が
実に賑やかに飲みかつ笑い、まるで宴会だったのだが
トイレで顔を合わせたら
「おかしいでしょう？何しろとうに百歳を越えた人の葬式だもんで
ちっとも湿っぽくならないんですよ。」と言ったっけ
長寿ってなんか泣き笑いのような気がしたっけ
