今日のbaby


     


名前はまだない
「生まれた」と答えると皆、「名前は?」と聞く
だからそう答えざるを得ない
わいちゃん・えすちゃんも名前が付いたのは
出生届ぎりぎりの前日という長考ぶり?だった
ことほど左様に?
名前を付けるのは難しいのだよ…
何しろ祈りを込めて
しかも持ち重りしない、長きに耐える名を与えたい
親が最初に与えるもので、
この子には永遠のものなのだから
自分の名の由来を親から聞いてくる…という宿題
自分の由来を聞いてがっかりしたんだよね、私
そんなことになりませんように!


そんなわけで?
「本日も会いに行くぞ!4時ごろ家を出る」
なんでそんなに遅く?と思えば…
休日なのでえすちゃんもいるに違いない
居れば?…当然…祝杯!
という図式が旦那の頭にはできていたらしい
そしてまぁその通りになったのだけど…
よーこちゃんには迷惑な話だよね、疲れているのに
お昼に実家の母上とお姉さんが来てくれた上に
夕方からの私たちだものね
当然、「昨晩は興奮して眠れなかった」そうだし


顔を見、抱いて、さまざまな表情を見れば…
離れがたい!
当然、離れがたい!
しかし可愛い!
「えすちゃんの生まれた時とそっくりだよね?」
「うん、おんなじだ!」
しかし、実家のお母さんは
「よーとそっくり!」と、おっしゃったらしい
そうだよ
毎日日替わり
いや時間替わりに
あかちゃんの顔は変化していく
「ぼくはみんなの寄せ集めなんかじゃないんだよ
 ぼくはぼくで、ぼくだけのぼくだよー」
そうおもっているよ、きっと!


で、祝杯は病院すぐそばの鶏やさんで
おじいちゃんは実に機嫌よく呑んでいましたよ…困ったもんだ?
ま、いっか!
おばあちゃんも呑んでたよ…困った!