普段通りに


土曜日の朝から旦那が旅行に出かけました
ガソリンの心配もなくなったし
西の方に行く分には差し支えはなさそうです…?
「この余震の続く時期に高層マンション?に
 妻一人置いていくのに抵抗はない?」
「あるわけないだろ
 いつも一緒にいるわけじゃなし
 いたからって別に何かできるわけでもないし」
まぁそうだね
旦那も飲みに行くし、私も外出するし
どんな時に何が起こるかは…運次第…それがデスティニー!


高層といえば…うちは中途半端だねぇ…
地震の揺れの検証で
木造住宅、20階建てマンション、50階建てマンションと
区別してデーターが出ていることがあるけれど
日本には今60m以上の高層マンションが全国に1100棟あるらしい
そのうち我が家の窓から…40くらいは見えるな!?
津波で4階建てのビルがものの見事に横倒しになった写真があった
あの勢いで50階建てのマンションが横倒しになると…
うちは下敷きになる!と言ったら
その前にうちは瓦礫の山になるって…えー本当?
こんな光景見る日が来るとは思ってもみなかった景色を見たんだね


 


3月初めに予約してあったお芝居を見に行った
「震災以来初めての人ごみなのよ、怖いわ」
と、同行の友人は言う
ホールにはぎっしり人が入っていて、このホールで初めて、
芝居の幕が開く前に避難路と誘導の説明がなされたから
出口に殺到する人の様を頭で描いてしまった…確かに怖い
でも、こうして来ているのだから…
この「怖い」も段々に忘れられていくのかも…


今日の芝居は哀しくも身につまされる話だった
でも、彼らは結婚20年の夫婦で、私は間もなく40年になる!
20年にしては…あまりに彼らは疲れ果てているなぁ…
お隣の元気な奥さんじゃないけれど
「忙しくしているのが一番よ!」
そう!することがないのが一番つらいのかもね
一人でいられなくて、自分の面倒を自分で見られなくて…他人頼み
そういえば今朝?新聞で読んだな
「老後、一番大切なのは一人遊びができること!」だっていう記事
今日の作品は若さと老いの対比がきつかったんだけど
老いも孤独も…誰にも必ず来るには違いないのだけれど
あまりに簡単に?それに飲み込まれないように…何とか…って
人はあがくのだろうなぁ
わかっているから…次回は楽しい芝居をお願い!