遅くなった墓参り


東北大地震で…福島原発事故で…
延びていた墓参りもそろそろいいだろう?ということで
10日にわいちゃん夫婦が藤沢まで出かけて行って
鎌倉で1番!とかいうフランス料理屋さんに
おじいちゃんを連れ出してくれたあと…
(すごく美味しかった!
 段蔓の桜も見れてよかった!と父は喜んでいた)
我が家まで運んでくれた!
ホームに入ってから急速に足が衰えてしまった父
もう自分一人で電車を乗り継いで我が家に来ることはないだろう
と、思えるのだけれど…
もっともホームも許可しないのだが…


ホームではなかなか眠れず、10時の消灯の後、夜中の12時に
睡眠薬を貰うのだそうだけれど…
なぜだか昨日は朝までぐっすり眠れた…そうだ
多分、自分の体にしみこんだ生活リズムのせいではないか?
と、思うのだが、寝るのが惜しくて!昨夜は夜更かしして
眠たくなった時間にベッドに入ったからだろう
我が家に泊まった3夜とも完璧熟睡!できたそうだ
長年の夜更かし型人間を朝型にするのはなんだか無残!


1日休んでから墓参りに出かけた 
旦那が気持ちよく車を出してくれて、墓参が終わって、
「おなかがすいたね? どこかで食べてく?」
鰻屋がある!」旦那の即答
「ひょっとして調べてあったの?」「イエス!」
抜かりのない旦那でした
というわけで?国立辺りで美味しい鰻を頂きました
(しかも旦那は二段重!)
だから…当然あの凄い桜並木の下をドライブできました


 


で、今日、10冊も本を買い込んだ父を送っていきました
(本を買いに一人で出かけられないのがつらいのだそうで…)
我が家前からのバスで新橋まで出て東海道線でいくのが一番楽
バスに乗って父を座らせ、後ろが空いていたので
「私後ろにいるわね 降りるとき迎えに来るから終点まで乗ってね」
で、本を読んでいて「銀座だぁ」と、外を見ると、
なんと!父が!ふらふらと歩いていくのが見えるじゃないの…
とっさに立ち上がって
「すいませーん!降りまーす!ごめんなさーい!」
下ろしてもらえました(運転手さんありがとう)
「お父さんどこ行くのー なんで降りたのー」
たくさん人が降りたので終点だと思い込んだのだそうだ
でも、私を置いていったいどこへ行くつもりだったんだ?
「俺もボケたなぁ!」
感心されてもねぇ…あーびっくりした
たまたま顔をあげなかったら…新橋でぎょっとするとこだった
「で、携帯電源入っている? やーね、いつも入れておいてよ」
どこでどんな連絡が必要になるかしれやしない…と
肝をつぶしたのでありますよ


「お帰りなさーい、お留守でさびしかったわー!」と
ホームのヘルパーさんたちに迎えられて
なんだか嬉しそうな父でした…ま、いっかぁ…