年の瀬ね
よいお年を!
知った顔に会っては挨拶していると
なんだか本当に気分だけはせわしくなります
「数の子築地に買いに行くなら早めにね」
そう言ってたのに・・・あらら忘れているんじゃない?
アアそうだ!急がなくちゃ・・・
「序でに築地でマッサージしてなんか食べて!」
「映画も見てこぉー」
そんなこんなでなにもはかどりませんね
「武士の家計簿」と「最後の忠臣蔵」は見たけど
大掃除は結局ベランダの窓だけ?
今年の汚れもひっくるめて我が家はこのまま新年になだれ込む気配
大掃除ったって・・・
おせちったって・・・
二人の小さな暮らし、知れてる!
マッサージしてもらうと
「鉄板が入ってますね、どうしたらこうなるんだろう?」
そっちに聞かれチャッチャァおしまいよ!でしょ
こっちが知りたいわ
何でこうなるか分かっていたらこうしないさ
「大掃除しました?しませんよね?今時」
それも、そっちに言われチャッチャァおしまいよ!
ずーっと担当だったおにいちゃんも見かけなくなったし
世はやっぱり変わっているんだなぁ・・・
変わらないのは私の背中の鉄板だけかぁ?
毎日は足早にいつもどおりに過ぎて行く・・・
でも、父は・・・
今年と来年では天国と地獄だと思っているようだ
実際は行って見ないと分からないよと言ってはいるが
「ここにいても針のむしろ」
「出征前夜の気分」
手伝いに行こうかと言ってみるが
その都度向うに行ったらみてやってくれ
今はこなくていいと言われる
母のいい写真だけ少し抜き出して小さなアルバムを作って
それを持って行くつもりだと父は言っていた
家のアルバムを探すが・・・母は写真写りが悪い?
当てにならない子供の写真なんか要らないだろうなぁ・・・
私は忸怩・・・・・・・
2010の年の瀬、忘れられない年の瀬