芸術の秋?


「おう、明日神田行かない?」
「買いたい本あるの?」
「うん、古本まつりだしな」
「私もミレイ展行きたい、日曜で終わりなの、渋谷」
それでは出るついで、両方行ってしまいましょう!


このミレイ展が大変でした。
大混雑!
全く日本人は物見高いんだからぁ・・・ぶつぶつ言った私が一番物見高い?
赤ちゃん負ぶった若いお母さんまで、
入場制限の列に並んでおりましたから・・・物見高さは国民性!


 

私はミレイの「オフェーリア」とは3度目のご対面です。
随分昔、「英国の?細密画」展だったかなぁ・・・で、見たし、
ロンドンのテートでも見て、今回。
ミレイの個人蔵など普段見られない作品を見たかったので・・・
この人の描く人物とその背景の景色の細密なこと、丁寧なこと
神経がどれだけ細かかったんだろう?って驚きです。
一枚が本当に時間がかかったろうに・・・って思いますけれど、
長生きもして、結構な多作
時代も場所も違うけれど、フェルメールさんがため息を付くでしょうね?


最近は年で、美術展を見ると本当に腰にきます!
目が疲れるし・・・そのせいで?肩も凝る!疲労困憊です。
それなのに結局は満足するまでじっくり見てしまいますねぇ・・・


そのまま半蔵門線で神保町へ
本を探し始める前に一息入れにドトール
ドトールじゃなきゃいけないのかね?)
薄暗くなった神田の古書店街をお宝を探してさ迷う!

テンポが合わないし、探し物のジャンルが違うので
「この辺の店にいるね」
1時間後?それぞれに見っけ物を持って再会帰宅
先日知人とおしゃべりしていて気が付いたんだけど
中島敦さんの「山月記」の李徴と「李陵」の李陵を混同していた?
気になっていたら「李陵・山月記」の文庫が100円
懐かしき「トムは真夜中の庭で」が新品同様?150円
本は買わないはずだったわよねぇ・・・と思いながら・・・満足!
藝術の秋そのもの?の一日でした。