不思議な付き合い


付き合いたくないのに付き合わざるを得ないという関係


世間ではありがちの関係
って、そんなの掃いて捨てるほどあるんだろうな。
私にも幾つかそんなのがあるけれど、
付き合いを切ってしまうわけに行かない理由に
相手が親戚だからというのがある。
これは厄介だ。
下手な関係になれば他の家族にも余波が行く。


だから自分の気持ちを慰め、ごまかし、
うやむやにしながら、切れない程度に、
自分の気持ちを相手に悟られないように
付き合い続けていかねばならぬ。


つまり今日という日は私にとっては
無くなった母のためのオマージュだったのだ。
何しろ相手は薄いとはいっても母の血縁だったのだから。