布地


さて、私の手遊びがパッチワークと言えるかどうか?
ってことはさておき、
今まで布に興味が無かったのだから
当然ろくにストックのあるはずもなく
ちょこちょこちょこちょこ繋ぎ合わせていたら
遊ぶ布がなくなってしまいました。


そういえば古布の小物を作る教室に通っていた知人が
(それもただの教室ではありません。
上級の上級・カリスマ先生の順番待ちをする教室だそう?)
教室で知り合った人に「コレクション見せてあげる。」
と言われて、その方の家におじゃましたときの事を話していましたっけ。
口から泡が飛び出す勢いでしたが、


「あのネ、箪笥一棹、引き出しギッチリ古布なの
・・・凄いの・・・ウットリよ
『旦那は気が付いていないけれど、この中身で旦那の外車1台分よ』って」
「まさか?」
「ううん、本当よ、趣味の古布の世界はそうなのよ。
私が見ても宝の山だったもの・・・羨ましくて、涎物よぅ!」


で、彼女は
「あなたのお母さんかおばあさんの大島とか結城とか黄八丈とか・・・
古い着物処分するなら私に一言言ってね。」
「さぁ、おばあさんは居ないし、母は着物あまり着なかったし
私の若い頃の着物なら着れなくなった派手なのあるわよ。」
「そんなのじゃ駄目なのよー。」


だからと言うわけでもないけれど、
その着物処分してしまったのが今となっては残念
私のお遊びには十分だったのに・・・
と言うわけで何故か手元に残っていた染みだらけの着物一枚
せっせと夜なべで解いて居ます。
何を作る当ても無いのですが・・・どういう風向きでしょう?