東京タワー


東京タワー・オカンとボクと、時々、オトン
という本を読み始めている。
この本が話題になり始めて、私は図書館に予約した。
そして、なんと!今までで最高の人数待ちに驚いた。
1300人待ちだったのだ。


一体図書館に何冊の本があるのか?
一体これでどのくらいの時を待てばいいのか?
全く見当も付かない。


でも、それでも買って読もうと思わなかったのは・・・
今頃ブックオフあたりには半額?の本が
いっぱい出回っているかもしれないが・・・


内容が母がらみだったからだ。
母が亡くなって7年経つが、
母はまだしょっちゅう私の頭や心を横切っていく。
それに看護といえば今流行?の遠距離介護を私は4年半した。
新幹線で毎週土日夫の父の看護に通い続けていた。
それからももう14年も経つというのに
あの頃のことは私の頭を離れない。


だからか、話に聞くこの本の題材に
なんとなく一寸臆してしまう気分があったからか、
待つのもいいかと思ったのだ。


でもあきちゃんが借りて読んだので又貸ししてくれるという。
「その方は返すのが遅くなってもいいのかしら?」
「どうぞユックリって言ってくれている。」


でも貸してくれたあきちゃんが
「「せかちゅう」よりも「今会いに行きます」よりも泣けた!」と言うので、
私は恐々?読んでいる。
まだ「ボク」は成長中なので・・・
明日には泣くことになるのかなぁ・・・


ちなみに借りる前日には図書館の待ちは923人
皆気が長いんだ。
都会暮らしは並ぶのが得意にならなくちゃね?