作文の記憶

2020/5/012 

相変わらず民衆の歌が頭の中でこだましてる

レ・ミゼラブルで思い出した…

高校の時、世界史の先生が受け持ちで

ホームルームの時間に一日ひとりずつ、壇上で

課題自由の1000字以上の作文を読むこと

という日課が課せられたことがあった

 

あの頃、フランス革命に関する小説を読むのが趣味?

同じ1802年生まれの文豪ユゴーとデュマ

少年少女世界文学全集の中の

巌窟王」と「三銃士」から出発したのですが…

モンテ・クリスト伯」と「93年」は特に大好き

レ・ミゼラブル」も「ダルタニアン物語」も

ディケンズの「二都物語」もありましたね

おぼろな記憶ですが私のは題が

「小説に見る復讐のカタルシス」?

「モンテ。クリスト伯の復讐について」…だったかなぁ

「19世紀のフランス文学における復讐」?

覚えていないなぁ…

とにかく一千字じゃ収まらなかったんじゃないか?

その日にも誉めて頂いたが、全員読み終わった段階で

先生に一番の作品だったと言っていただいたっけ

 

もう一度作文を褒められた記憶がある

「イギリスの社会史」で

「17世紀のロンドンの街角にタイムスリップしたとして街のルポを書け」

という試験があった

A4の白紙に書けるだけ書け!

原稿が帰ってこなかったので…ほとんど覚えていない

ただ2枚書きつくして、裏にまで行き…

人々が走ってきます。騒動、煙…ロンドン大火…

で時間切れになった記憶がある

数日後先生に呼ばれて

毎年出している課題だが今までで最高の答案だった

最高点98点をあげる…と言われた

マイナス2点は何か聞かなかったのが悔やまれる

 

誉められた記憶は…それっきりだなぁ~

ディケンズの「二都物語」やレ・ミゼラブルから

芋づる式に出てきた自慢話

 

しかし…大事にしまってある「93年」

字が小さくて黄ばんで…新しい翻訳本あるかなぁ…