親の背中?


父が「太平記読み」だといっていました
90歳でホームに入るまで毎月古典サークルで
太平記の勉強を長く続けていて、
一緒に老いていく先生も90歳だと笑っていました
その先生が自力で教室に来れなくなるとほぼ同時に
父もホームに入る決断を下したわけで
先日残ったサークルの友人たちがホームを訪ねてくれたそうです
先生が居なくなって今度は新しい先生で
漱石さんを読み始めたとか…
新聞でもリバイバル?掲載が始まりました
古そうで古くない漱石さんですかね?


遅ればせに?
先日区の広報で「太平記講座」を見つけましたので
申し込み、抽選で当たりました
今月から講座に通い始めて、二回目で
父がよく暗唱していた
「落下の雪に踏み迷う、片野の春の桜狩り、紅葉の錦を衣て帰る…」
という俊基朝臣再び関東下向の事
というくだりに差し掛かりました
美文だ!という嘆息で父の暗唱は終わるのでしたが…


で、帰ってきてから
折角だから…とそのくだりを暗唱してみたりしていますが…
確かに!調子いい!
もう少ししたら、父から回ってきているこれらの↓本を



再読してみようかなぁ…やたらと長いからなぁ…
ナンテ思ったりしている春なんです。