二本立て


友人が映画を見に行こうとメールをくれた。
何見に行くのかな?
ある公爵夫人の生涯」「グラントリノ」「レイチェルの結婚
「ベルサイユの子」」「ミルク」「ウエディング・ベルを鳴らせ」
見たいものが一杯あると言っていたからなぁ・・・
お互いの見たい映画を挙げたら
レイチェルの結婚」と「ある公爵夫人・・・」だった
グッド・チョイス?
「両方とも文化シネマでしているよ!」
「両方見よう!」
直ぐ意志が通じるところが映画大好き人間!
おまけに?昔の二本立て世代?

       


渋谷でお昼のパンと飲み物を買いこんでイザ文化村へ!
レイチェルの結婚」を見てから次の「公爵夫人」まで
30分の休憩時間に慌しく
「レイチェル」の感想話と共にサンドイッチを腹に収めて・・・
その休憩時間に彼女に電話が入った
ご主人からで、彼女の100歳の母親から
「用事があるから来ておくれ!コールがあったよ。」
「はいはい・・・見終わったら行くから大丈夫」
「本当にそれでいいの?急いでいらっしゃるんじゃないの?」
「ううん、毎日なんか美味しい物を食べたい
 スーパー何ぞでごまかすんじゃないよ・・・パンならドンクだよ!
 って電話を寄越すのよ・・・わがままいっぱいよ」
「しかし凄いお母様だわね!」
彼女のお母様の話を聞くといつもただただ感心!
見終わって彼女はお母様の家に急行
後でメールが来て
「大丈夫よ!って主人に言っておいたのに
 お前は折角だからゆっくりしておいでって
 旦那が直ぐに行ってくれたのよ
 だから母は大満足よ。主人にグチを聞いてもらうと機嫌がいいの!」


わがままいっぱいでも娘を顎で使いながらでも
一人暮らしを続けている百歳お母様には感服!


だけど本当に彼女にこそたまの気分転換の映画は大事!
あたしも百歳まで生きちゃったら・・・どうしよう・・・コワッ!