デジャブ?


トルコから帰ってきて
たった!1日置いただけでまた父がやってきました。
「私まだ時差ぼけ中かもよ」
「俺は構わん、お彼岸だから」
?この科白のやりとり・・・?
11月にもしたような・・・デジャブ?いえ、現実!


「お墓参りはお彼岸中に」というのが父の拘り!


「車で乗せてってやるよ」
と、言っていた旦那は、玄関の鍵を開けるやいなや
PCを起動して・・・後は推して知るべし!
当の墓参りに父が来る時間の打ち合わせをしていても
まるっきり参戦してくれる気配もありませぬ。
ま、予想通りですが・・・・・


私が父の相手をしているこの数日
旦那はせっせとトルコの城めぐりをブログに順調に?
アップしているようでございます。
私は眠い目をこすりながら
お墓の掃除をし、お参りをし、母に
「今年も元気なお父さんに付添ってきましたよ」
そしてまた、眠い目をこすりながら歌舞伎を見!
銀座をぶらぶらし!
日本橋の変化を解説し!
父の話にあいずちをうち続けておりました。
それにしてもあの無口だった父が、
しゃべること!しゃべること!
そういえば無口だった私もいつの間にか・・・?
まさにこれこそ家庭の平安!


11月の歌舞伎も殆どうろ覚えですが
今月も?
いやそうでもないな。
「鈴ヶ森」では・・・嘘!・・・
芝翫さんが17・8の前髪の若衆なの?
あの衝撃は・・・忘れられないかも・・・歌右衛門さんの花子みたいに!
京鹿子娘道成寺」の藤十郎さんは
若い扇雀さんだった頃しか見ていませんでしたから・・・
何十年ぶりかのお目もじになります。ニュースでしょ?
美しくてなんぼ!って気もしますが・・・綺麗でしたしぃ?
「お祭佐七」は
「ひどくない?ひどすぎるでしょ!
 小糸浮かばれないでしょ?佐七馬鹿でしょ!」
と、父に詰め寄ってしまいました。
「いや、江戸の世話物はこんなもんだよ・・・
 筋はまぁどうでもいいんだな・・・江戸情緒、江戸気質・・・」


それにしても 「ひでえ話だ!」
御蔭で?忘れないで済みそう?