昨年末、えすちゃんのところへ行ったら
あの子らしくまた
グリーンインテリア（ってほどでも無いか）が増えていた。
大学で初めて東京で一人暮らしを始めてから
彼のアパートはどんなに荒れ果てて？いようとも
必ずグリーンがある。
あの時は意外な一面を発見したと思ったのだが･･･
「北向きの家だから育てるの苦労するのだ」
そういえば一寸前に我が家からかっさらっていった
小さな鉢植えが無い！
「あれは南の暖かい部屋から急に移されて耐えれなかった」
でも替わりに？
小さな苔球が増えていた
「結構これ育てて維持するの難しいぞ」
先日京都に行った時
上賀茂神社に可愛らしい市が立っていた
その中に正月用の縁起物の小さな鉢を並べている店があり
南天や松や葉牡丹などの寄せ植えの鉢のすき間に
幾つかの苔球があった
「えすちゃんちにこの葉は無かったね？」
岩団扇と言う名だという
「ひょっとしてえすちゃんこれも欲しいって言うかもね？」
なんて、念のため２個買ってきた
葉の色が違うし、可愛いし。
ところがえすちゃんは
「お、これ何ていうの？」と、興味は示したけれど
「一個あげようか？」
「要らない、これは作るのが楽しいんだよ！」
そういえばえすちゃんは手作りするのが好きだった
私の母もいつも何か手を動かして作っていた
あれは母の血を引いたのかもなぁ･･･と、思って
私も３個目の布ぞうりをさぁ、作り始めよう！
私のはずいぶんと遅く来た手作り志向？
旦那が気に入ってもう２足履きつぶしたからね
何でかなぁ･･･正月は母の思い出が湧き出てくるんだよね。
