周山城


今年の正月から
日記の様にタクジローに連れて行かれた城めぐりの
記録をつけ始めました。あわよくば?
「登城傍観記」としてついでにブログに掲載しようか・・・
なんて、思っていたのですが、
タクジローに釘を刺されました。
「もうじき暇になったら登城の記録を日記のように
ブログに別掲載する事を考えているから、お前は余計な事を書くな!」
で、止めました。


無理やり?面白くも無い?お城めぐりに
連れて行かれるなら「私は私なりに楽しまなくちゃ・・・」
と、思ったからでしたが、
ソリャとてもステキな城もありますし
行って良かったと後で感激することもありますが
殆どはどうってことのない廃墟乃至荒れ山なんですから
実際ここひと月で行った城は本当に荒れ果てていて
道は崩れていて、堀跡も土塁も土に埋もれ枯葉に埋まり・・・
すべったり、転んだり、落っこちたり、ぶつけたり、さんざんで、
「もうまともな城は無いんじゃない?」
「たまたまだ。たまたま重なっただけだよ。」


で、タクジローさんの日記ブログも始まって、
つらつら眺めるに・・・「重ならないジャン?」と言うわけで
こっそり小さく傍観記録を書いちゃうことに。


何故って?周山城に行ったからです。
明智光秀様の縄張りになる城ということになっています。
私にとってかの方は「みつさま!」です。
「よんさま」なんて、ヘッ!です。
京都北、京北町にその城はひっそりとあったんです。
この城も廃墟のように石垣が崩れ放題でしたが、
あの崩れた道で滑って這ったことさえこの城の場合は
「感激」の一語に尽きます。
「みつさま」が歩いた道ではありませんか?
あの方の足が踏んだ土ではありませんか?心なし?
あの三方に伸びた城の形状にも、品格が伺え
何段も連なる段曲輪の形状も、優美な教養からの賜物のよう
苔むす石もかの方を惜しむかのよう
だから、この城に登った事を記録せずにはいられませんの!