好奇心


さて、私の父の元気の元は「食欲と好奇心」とは
父が自分で認めていることでもありますが・・・
今回の上京の好奇心は1に
「ふるあめりかに袖はぬらさじ」の玉三郎さんでした。
ところが思ったよりこの舞台は良くなくて
冗長な感が否めませんでした。
「これが最初に上演されたのは確か杉本春子が主演だったと思うが・・・
やっぱり作品自体の出来が良くないという評が多かったんだ」
「うん、ずぶぬれ で、幕でも良かったね?」
なんて。


で今回の好奇心2は前回積み残したお約束
ペニンシュラ・ホテルです。
ここでお茶をする約束でした。
何しろ父は香港のぺニンシュラへ行っております。
アフタヌーン・ティですけれどね。
おまけけに今シーズン孫夫婦から
ぺニンシュラのお菓子とジュースの詰め合わせを贈られたとか。
さらにぺニンシュラのラミントンチョコケーキの記事も読んだし。
東京の皇居前ですもの折角の地の利?
と言うわけでペニンシュラブティック&カッフェへと出撃!


優雅にお茶を頂いて参りました。
「俺はこういう贅沢な雰囲気好きだなぁ・・・」
などとぺニンシュラの回転扉を抜け・・・
(ドアガール?さんが一人一人押してくれました)
お目当てのチョコケーキも後3つというところに滑り込みました。
この小さなケーキお値段は400円ですが、
このカフェで頂くと気持ちばかりのフルーツがあしらわれて、
700円と変化いたします。
一杯1250円のコーヒーと共に頂いてきましたが
父はウィンドウのケーキ・パン・ジュース等々眺め
ウェートレスさんと
「孫にこういうお菓子を貰ったのだがここには措いていない?」
「東京オリジナル商品だけでございますので・・・」
「ネットかデパートかでお取り寄せの商品もございますので・・・」
等とやりとりしていました。
孫からのお菓子の中で杏仁豆腐のお菓子が
最高に美味しかったのだそうで、
あれを買える店を見つけたいのだと言っていました。


でも、帰りにはもう父の興味は
「正月は「ザ・ロビー」でアフタヌーン・ティを頂こう!」
に移行しておりましたが・・・
「いや、今回も東京は楽しかった!」


そういえば、着いた日には
東京丸の内仲通りのライトアップも楽しんだのでした。
父には負ける!