秋満喫!


「明日は4時半起きで信州城廻りへ行くぞぉ!」
秘湯?七味温泉白濁の湯付きという餌に釣られて
1泊2日の城廻に同行することにしました。
信濃は秋真っ只中!のはずですし。


ところがその前夜に友人から小荷物が届きました。
彼女からの秋のお野菜便でしたが・・・
勿論ナスも海老芋もサツマイモ(黄と紫)は
いつも美味しくてありがたいのですが、
今回はそれに吃驚爆弾付でした!


小説新潮」がサツマイモの上に鎮座していました。
なんと、お嬢さん之小説が宮部みゆきさん選考の
「エンターテイメント大賞」というのを受賞して
そのお嬢さんの受賞の辞と宮部さんの選評が載っていたのです。
ヒャァ!!!!!
来年1月には本になって新潮社から発売?!
旅行の支度して、明朝4時半起きなのに
真夜中から読み始めて・・・大感激!
彼女のお嬢さんが作家志望で小説書いていたなんて
彼女は一度も言わなかったなぁ・・・
早く続きを読みたいなぁ!と、思っていたら
何故かすっかり目が覚めてしまい
うとうととしたら目覚ましが・・・


つごう4回温泉に浸かり
寝不足のまま二日間城山に登り(鴨ヶ嶽城はきつかった!)
夜中の2時に帰ってきたら
朝には思いっきりふくらはぎの筋肉痛です。


でも相模湖の素晴らしい朝もや
その向うにもう真っ白になった富士山
八ヶ岳の墨絵のような深い佇まい
信濃の連山の向こうの南アルプスの雪化粧
七味温泉へ向かう道の全山の錦秋
真っ白な湯、雷滝の裏から見る滝しぶき!


それにお嬢さんの小説の浜松弁がかぶさって
精神的にも肉体的にも「田舎の秋」満喫!
こんな贅沢な秋は久しぶりだよ!


それから
静岡会の友人たちに
札幌会の友人たちに
この終末には公民館仲間に
まるで自分の娘の快挙のように吹聴自慢しまくる私です。